【定年後】65歳以上・全体の貯蓄を金額ごとにグラフで見る

先ほどの金額をわが家より少ないと思う方もいれば、多いと思う方もいるでしょう。

次にご紹介するのは、同調査より、世帯主が65歳以上の世帯全体の貯蓄現在高について、100万円未満~4000万円以上ごとに割合をグラフにしたものです。

出所:総務省「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯)」(2021年5月公表)

65歳以上全体の貯蓄を割合で見ると、「100万円未満」は8.3%、「1000~1200万円未満」が5.3%、「2000~2500万円未満」が8.0%、「4000万円以上」は17.7%と、家庭で大きくバラツキがあることがわかります。

実は最も多いのは「4000万円以上」は17.7%です。

しかし、貯蓄保有世帯のより実態に近い中央値は1588万円。約半数は貯蓄1600万円未満で、500万円未満という世帯も約2割います。