【定年後】65歳以上で無職世帯の貯蓄平均はいくらか

65歳まで国民年金の負担が続くとなると、その間働く必要性も高まります。では、現代において、65歳以上で無職の世帯の貯蓄はいくらあるのでしょうか。

総務省「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯)」によれば、65歳以上で無職世帯の貯蓄現在高の平均は以下の通りでした(2021年5月公表)。

出所:総務省「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯)」(2021年5月公表)

65歳以上の無職世帯:貯蓄現在高2342万円

  • 通貨性預貯金・・・623万円(26.6%)
  • 定期性預貯金・・・924万円(39.5%)
  • 生命保険など・・・403万円(17.2%)
  • 有価証券・・・388万円(16.6%)
  • 金融機関外・・・4万円(0.2%)

2016~2021年の推移をみるといずれも貯蓄2000万円以上を維持しており、内訳では預貯金の他、有価証券で約400万円ほど運用も行っています。