手取り額を増やすには、できることから始めてみよう

年収106万円を超えて働くことが得になるのか、損になるのかということを比べてみました。

今までと同じく、年間130万円ほどの手取りを得ることを考えると、収入自体を年収160万円ほどに増やさないといけません。

しかし、家庭の個々の状況もあり、働き方をすぐに変えることは、なかなか難しいというのが実際のところではないでしょうか。そうは言っても、少しでも手取り額を増やしたいというのが、本当のところ。モヤっとするところではあります。

そんなとき、手取りを少しでも増やすために、家計費の見直しにトライしてみてはいかがでしょう。

実際のところ、家計内のムダを無くすことは、やっておいて損なことはありません。見方を変えれば収入といえます。

もし家計費を毎月5000円節約できれば、年間で6万円ものお金が手元に残ります。ものすごい成果とはいえないかもしれませんが、できることを少しずつ工夫することはよいことだと思います。

まずは、支出の洗い出しを行い、固定費の見直しなどから始めてみてはどうでしょう。固定費には、通信費や保険料、サブスクサービス、水道光熱費、住居費などがあります。

1回の見直しで、効果が長続きするためおすすめです。

その後は、変動費の見直しを行います。変動費はなかなか効果が見えにくいものですが、飲食代は「月額3000円まで」などと予算を決めておくと、抑制効果があります。

支出のダウンサイジングをしながら、今後の働き方を考えていくとよいでしょう。

まとめ

10月の社会保険の改正が、家計やライフプランなど、自分や家族の人生と向き合うきっかけになるかもしれません。

将来に目を向け、自分と家族に合った良い選択をしていきましょう。

参考資料

舟本 美子