世界と比較した60代の就業率は?私たちが老後をむかえる頃には
2020年時点の主要7カ国における60代の就業率は、以下のような割合になっています。
男女計 60代の就業率
- 〈日本〉60-64歳:71.0% 65-69歳:49.6%
- 〈アメリカ〉60-64歳:53.2% 65-69歳:30.5%
- 〈カナダ〉60-64歳:50.6% 65-69歳:24.0%
- 〈イギリス〉60-64歳:55.3% 65-69歳:23.9%
- 〈ドイツ〉60-64歳:60.7% 65-69歳:16.8%
- 〈フランス〉60-64歳:33.1% 65-69歳: 7.5%
- 〈イタリア〉60-64歳:41.1% 65-69歳:13.5%
60-64歳までは半数以上が働いている国も複数みられますが、日本の場合65歳-69歳になってもほぼ半数の高齢者が働いている状況です。
先進諸国は相対的に高齢化がすすんでいますが、日本の人口は2020年時点の1億2648万人から2050年には1億580万人まで減少すると推計されており、老年人口比率は約4割(37.7%)に達する見通しです。
今後のシニア世代は、ますます貴重な労働人口となっていくのかもしれません。