「老後2000万円問題」や「人生100年時代」などの言葉があふれる現代。将来のお金を不安視する方は多いですが、実際に備えができている方は少ないものです。
原因の一つに、「将来もらえる年金額を知らない」ことが挙げられるでしょう。
厚生年金と国民年金について、自分の目安額を知る方法はあまり知られていません。
方法はいくつかありますが、もっともおすすめなのは「ねんきんネット」を利用することです。
ねんきんネットにはマイナンバーカードを使い、マイナポータルを経由してログインすることも可能となりました。
操作方法等について見ていきましょう。
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1. 日本年金機構の「ねんきんネット」とは
日本年金機構が運営する「ねんきんネット」では、主に下記の情報を知ることができます。
- 年金記録の確認
- 年金見込額試算
- 追納等可能月数と金額の確認
- 電子版「ねんきん定期便」
- 年金振込通知書等閲覧方法
- 通知書再交付申請
- 届書作成方法
現在の働き方や納付状況、さらには今後の働き方に応じた年金額のシミュレーションができるので便利ですよね。
ただし、ログインにはユーザ IDやパスワードが必要になります。さらにユーザIDの発行には、ねんきん定期便に記載されたアクセスキー等が必要です。もしアクセスキーが不明の場合、後日郵送で発行してもらうことに。
こうした手間が必要なことから、「ハードルが高い」と感じる方もいます。