着実に貯金を増やしていく人がいる一方、収入はあるにも関わらずお金が貯まらない人がいます。

思うようにお金が貯まらない人の中には、「節約しているつもりなのに…」と本人なりの努力が実にならず悩んでいる方も少なくありません。

そういった方のお話しをよく聞いてみると、「無駄遣いに心当たりがないのにお金が貯まらない人」に共通する習慣がありました。

本記事では、その特徴と解決案についてご紹介していきたいと思います。

お金が貯まらない人の特徴1. 1ヶ月に何度もATMを使用する

ATMを月に何度も利用する人は2000~5000円程度の少額を頻繁に引き出している傾向が強く、1ヶ月にトータルでいくらのお金を使っているか把握できていない事が多いようです。

「足りなくなったら引き出す」という方法をとると、本人は無駄遣いをしているつもりはないため「なぜお金が残っていないのか分からない」「高いものは買っていないのに…」という状態になりがちです。

一般的に、大きな買い物をするときには「今回は奮発する」という意識が強く、その他で節約をするスイッチが入りやすくなります。

しかし、毎日のコンビニ通いや自販機でジュースを買うなど習慣化したチリツモ出費を1ヶ月になおすとそれなりの金額になることは見落としがちです。

また、財布の中身がないことに気づく度にATMを利用しているため手数料のかかる時間帯の利用になってしまったり、中にはATM手数料をそこまで気にしていない人も。

お金が貯まらなくて悩んでいる人は、一旦銀行からお金をおろすタイミングを「給料日後の1回」にしてみましょう。

時間外のATM手数料がかかる可能性を減らすこともできますし、「今月使える残りのお金」を目視できる状態にすることがポイントです。

お金が貯まらない人の特徴2. クレジットカード・電子決済の支払いを多用している

一般的に、クレジットカードや電子マネーでの支払いはポイントが貯まるという理由で貯金を増やしたい人におすすめされています。

貯まったポイントは会計時に使うことができ、お得であることは間違いありません。

しかし、クレジットカードや電子マネーは「お金を払っている」という感覚が薄まり、気付いたら思ったより使ってしまっていたという状況を生みやすいのです。

ポイントのためにクレジットカード払いを多用していたり、電子決済を銀行口座と紐づけて口座から直接引き落としができる設定にしていたりする人は注意した方がよいでしょう。

給料日にカードの引き落としがかかりほとんどお金の残らない状態になると、次の月もカード決済に頼らないと生活ができない悪循環に陥ってしまいます。

家計管理が得意な人が上手に取り入れる分には問題ありませんが、お金の管理が苦手な人は現金払いで「お金が減っていく感覚」を感じられるようにしておく方がよいかもしれません。

お金が貯まらない人の特徴3. 「今月はたまたま…」が習慣化している

先述した特徴に該当している人は、先取り貯金ではなく「あまったら貯金」をしている傾向があります。

その結果、次のような何かと「それらしい理由」の出費をしてしまい、お金が貯まらないという状態に陥ってしまいます。

  • 今月は家具家電の買い替えがあったから
  • 今月は家族や友達の祝い事があったから
  • 今月は帰省で大きな交通費がかかったから
  • 今月は旅行やレジャーにいったから
  • 今月は飲み会や食事会が多かったから

本人としては予定外の出費があったせいだと捉えているのですが、日常には「今月はたまたま」が溢れています。

たまたまの出費で貯金ができない人は、毎月の給与が入ったら「貯めるお金」と「今月の生活費」「たまたまの出費があった時の費用」に分けましょう。

たまたまの出費に使っても良い予算を決め、「貯めると決めたお金には手をつけない」習慣をつくることが大切です。

家計簿が続かないズボラさんにおすすめの家計管理法

貯金は先取り貯金、家計管理は家計簿をつけることが有効だとされていますよね。

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出典:金融広報中央委員会「家計管理の基本の「キ」は天引き貯蓄」

筆者は高校生の頃からバイト代で家計簿をつけ始め、いろいろなタイプの家計簿を試してきました。

個人的に、使ったお金すべてを記載する方法や、レシートを貼るだけの家計簿も「貼る」という作業が面倒で続きませんでした。

また、食費◯円・雑費◯円など予算をこまかく設定する方法も、どの項目にも入らないような出費があるとストレスが溜まってしまう性格でした。

そこで、現在も継続して実践しているのが大枠だけ決めて、その枠内であれば好きなことに使って良いという管理法です。

毎月、「クレジットカードの利用◯万円まで・現金の支払い◯万円まで」と使って良い金額の大枠を決め、それ以外は全部貯金するという大雑把な方法です。

ここで一点、少し手間はかかりますが電子マネーは銀行とは連携せず「今月使っていい現金から都度チャージ」をすることで、予算超えを防ぐことができます。

貯蓄は自分が続けやすい方法を

「先取り貯金」が王道であることは明白なのですが、家計管理に苦戦している人も多いでしょう。

節約も貯金も、ストレスが大きいと継続することが難しくなってしまいますから、自分が続けやすい方法も模索していきましょう。

毎月一定の貯金ができるようになると、銀行貯金だけでなく積立式の金融商品をつかってもっと効率的にお金を増やすこともできますから始めの一歩が大きな一歩になります。

参考資料