家計簿が続かないズボラさんにおすすめの家計管理法
貯金は先取り貯金、家計管理は家計簿をつけることが有効だとされていますよね。
筆者は高校生の頃からバイト代で家計簿をつけ始め、いろいろなタイプの家計簿を試してきました。
個人的に、使ったお金すべてを記載する方法や、レシートを貼るだけの家計簿も「貼る」という作業が面倒で続きませんでした。
また、食費◯円・雑費◯円など予算をこまかく設定する方法も、どの項目にも入らないような出費があるとストレスが溜まってしまう性格でした。
そこで、現在も継続して実践しているのが大枠だけ決めて、その枠内であれば好きなことに使って良いという管理法です。
毎月、「クレジットカードの利用◯万円まで・現金の支払い◯万円まで」と使って良い金額の大枠を決め、それ以外は全部貯金するという大雑把な方法です。
ここで一点、少し手間はかかりますが電子マネーは銀行とは連携せず「今月使っていい現金から都度チャージ」をすることで、予算超えを防ぐことができます。
貯蓄は自分が続けやすい方法を
「先取り貯金」が王道であることは明白なのですが、家計管理に苦戦している人も多いでしょう。
節約も貯金も、ストレスが大きいと継続することが難しくなってしまいますから、自分が続けやすい方法も模索していきましょう。
毎月一定の貯金ができるようになると、銀行貯金だけでなく積立式の金融商品をつかってもっと効率的にお金を増やすこともできますから始めの一歩が大きな一歩になります。
参考資料
尾崎 絵実
執筆者
短期大学卒業後、富国生命に入社。その後、大手保険代理店を経て、ファイナンシャルアドバイザー業務に従事。これまでに約1000以上の世帯からお金のご相談を受け、ファイナンシャル・プラニングを実施。常に最新の情報を把握するように努め、保険だけではなく、様々な金融商品を活用した総合的な資産運用を目指す。2020年 MDRT 日本会会員。3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部 編集長室
LIMO編集部記者/元新聞記者
担当分野
金融と社会保障分野の専門知識を生かし、主に公的年金(厚生年金保険と国民年金)、公的年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、マイナンバー制度など幅広くカバーしている。
信頼性の高い情報源をもとに、政策の変遷や最新の貯蓄トレンドを掘り下げた記事も手掛けているが、難解な情報を分かりやすく伝えることを意識している。
また、退職金、資産運用や貯蓄、NISA、iDeCoなど、多岐にわたるテーマについて企画・編集・執筆している。
経歴
中央大学法学部を卒業後、東証プライム上場の大手IT企業でキャリアを開始。
その後、厚生労働省の記者クラブにて約3年間、医療保険制度や介護・高齢者福祉に特化した社会保障の専門紙で記者として働いた。
ここで社会保障分野に関する深い知識と実務経験を積み、複雑な制度の解説や政策を分析するスキルを磨いた。
現在は、株式会社モニクルリサーチが運営するくらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、金融と社会保障分野に特化した記事を執筆している。
スタンス
信頼性の高い情報をもとに読者の皆さんに実用的で分かりやすい内容を届ることを大事にしている。
厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)などの信頼性の高い官公庁の公開情報を基に、読者が日々の生活や将来の計画に役立てられるようなアドバイスを心掛けている。
単に情報を提供するだけでなく、実践的で信頼できるコンテンツを作り続けることを目指している。
最終更新日:2024年11月11日