イマドキの女性たちが働く理由1. 男性の収入だけでは家計に余裕がない
厚生労働省の「2019年 国民生活基礎調査」によると、日本人の1世帯あたりの平均所得金額は552万円、現実により近い中央値は437万円です。
平均程度の収入が夫にあれば妻が専業主婦であっても平均的な生活水準で暮らせる場合もありますが、子どもの人数やお住まいの地域などによって異なるでしょう。
実際には上記の画像をみると、約6割の家庭で平均所得金額に達していません。
国税庁の「令和2年(2020年)分 民間給与実態統計調査」によると、日本人の平均給与は433万円。結婚適齢期といわれる25~29歳男性の平均年収は393万円、30~34歳男性については458万円です。
年収400万円前後は一人で暮らすには十分な年収であるものの、妻や子どもを養うには少々物足りない金額といえるのかもしれません。また、年収400万円以上とならない場合もあります。
夫婦で働けば家計にゆとりがでるため共働きを選ぶご家庭もあるでしょう。共働きであれば余剰資金をレジャーや外食、教育費、貯蓄などに充てやすくなります。