5. 貯蓄から投資へ移り変わるために
先述の通り、日本では貯蓄の半数以上が預貯金で占めています。決して資産の預け場所は銀行だけではありません。様々な選択肢があることを知ることで、自分に合った資産形成の方法を見つけられるでしょう。
「貯蓄から投資へ」をスローガンに掲げ、国による金融商品を使った資産運用が推奨されています。特に、節税効果があるつみたてNISAやiDeCoといった税制優遇制度にも注目が集まっています。
65歳以降の老後の豊かで安定したセカンドライフが迎えるためにも、現役世代からの早めの計画が重要です。これを機にマネープランを検討する時間を作るのはいかがでしょうか。
参考資料
- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯)」
- 金融審議会「市場ワーキング・グループ」(第21回)厚生労働省提出資料
- 内閣府「令和元年版高齢社会白書」
- 厚生労働省「令和2年簡易生命表の概況(寿命中位数等生命表上の生存状況)」(2020年)
仲宗根 梨世