みなさんは将来、いくらぐらいの年金を受給できるかご存知でしょうか。
実は年金の受給額を正確に見込むのはとても難しいものです。もらえる年金の額は現役時代の働き方や給料、また社会の情勢によっても基準額が変わるからです。
しかし「今のシニアはいくらの年金をもらっているのか」というデータは参考になります。年金の受給額に「男女格差がある」と聞いたことがあるかもしれませんが、働く女性が少なかったため仕方のない現状とも言えます。
「厚生年金を月10万円受給する女性は全体の14.3%」というデータもあります。さらに「ひと月10万円未満」に範囲を広げると、約半分の女性に当てはまるということもわかりました。
しかしここには年金制度の落とし穴があります。別の捉え方をすれば、数字はもっと深刻なものになるのです。
くわしく見ていきましょう。