そもそも年金制度のしくみとは
私達が将来受け取る年金について、まずは基本的なしくみを押さえておきましょう。
日本の公的年金制度は図のように2階建ての構造をしています。
1階:国民年金(基礎年金)
国民年金とはベースとなる年金で、日本に住む20歳以上60歳未満のすべての方が加入します。60歳を過ぎても、条件を満たせば任意加入することもできます。
保険料は一律で、40年間しっかり納めれば「国民年金」の満額を受給できます。
2階:厚生年金(被用者年金)
会社員や公務員等は、国民年金に上乗せして厚生年金にも加入します。
公務員や私学の教職員は共済年金という独自の年金制度に加入していましたが、2015年(平成27年)10月からは厚生年金に統合されました。
保険料は報酬比例制で決まり、納めた保険料や加入期間によって将来の年金額が決まるという仕組みです。
保険料は給与天引きで納めますが、ここには国民年金も含まれています。また受給する厚生年金にも、ベース部分である国民年金の金額が含まれます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)