社会人を中心に人気を集めている「大学の通信教育課程」。学費や通う上でのデメリットが気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、私学の雄である「慶應義塾大学」と「早稲田大学」の通信教育課程の情報を徹底調査し、まとめました。
1. 学力試験なしで慶應義塾大学と早稲田大学に入学できる!? 私学の雄の「通信教育課程 入試情報」をまとめてみた
私学の雄として評価されている「慶應義塾大学」と「早稲田大学」には、通信教育課程があります。
それぞれ、慶應義塾大学には「通信教育課程」が、早稲田大学には「人間科学部 eスクール」と呼ばれる通信教育課程が存在しています。
慶應義塾大学と早稲田大学は、高偏差値で人気が高い大学というイメージがありますが、通信教育課程には「学力試験」が存在していません。入試情報をまとめると以下の表のようになります。
1.1 入試情報比較表
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LIMO編集部作成(早稲田大学・慶應義塾大学の通信教育課程比較表)
どちらの大学も学力試験がありません。志望動機などを記載する書類で合否が決まります。
「筆記試験は苦手」という方も「この大学に行きたい!」という熱意が大学に伝われば合格することが可能です。
2. 卒業するまでの学費はどれくらいかかるの? それぞれの大学のメリットやデメリットを比較してみました
それぞれの通信教育課程の学費や授業形態を、表にまとめてみました。
2.1 学費・授業形態など基本データの比較表
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LIMO編集部作成(慶應義塾大学・早稲田大学の通信教育課程比較表)
慶應義塾大学の「通信教育課程」と早稲田大学の「人間科学部 eスクール」もどちらも魅力的ですが、大きく異なっているのは「授業料」です。
慶應義塾大学の「通信教育課程」が4年間の学費総計が「86万円」であるのに対して、早稲田大学の「人間科学部 eスクール」は4年間で「約460万円」必要です。
早稲田大学の「人間科学部 eスクール」は、慶應義塾大学の「通信教育課程」の5倍以上の学費が必要になります。
学費を抑えたい方は、慶應義塾大学の「通信教育課程」への進学がおすすめになりそうです。
ただし、慶應義塾大学の「通信教育課程」は、卒業率が非公開となっています。「卒業できなかった」「卒業が難しい」といった声がSNSに投稿されています。
より確実に大学を卒業したいのであれば、2人に1人は確実に卒業できている早稲田大学の「人間科学部 eスクール」への進学がおすすめです。
3. 学位記で通信教育課程卒であることがバレる? 学位記はどうなるの?
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通信教育課程を選択しようか迷っている方の中には、「学位記」で通信教育課程卒であることがバレてしまうのではないかと不安に思われている方もいるかもしれませんね。
この点についてですが、学位記は「通学した場合」と同じものが授与されます。
それぞれの公式サイトには、以下のように「通学制」と同じ学位記を授与すると明記されています。
- 慶應義塾大学の「通信教育課程」・・・学位記(卒業証書)と卒業証明書(和文)には「通信教育課程」の文字は入りません。学位記は通学課程と同様のものが授与されます。(引用:よくあるご質問 卒業について)
- 早稲田大学の「人間科学部 eスクール」・・・卒業証書(学位記)は通学制と同じものです。(引用:よくあるご質問)
通信教育課程であることが学位記でバレることはありません。学位記が気になっている方も、通信教育課程に安心して進学することができそうですね。
4. 学力試験なしでブランド力のある大学の学位記を手に入れられる! 通信教育課程を検討してみてもいいかも
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私学の雄である「慶應義塾大学」と「早稲田大学」の通信教育課程の情報をご紹介しました。
どちらの大学も学力試験なしで受験できるので、試験が苦手な方も安心です。学力試験なしでブランド力のある大学に入学できるのはうれしいですね。
学費の安さで選ぶならば慶應義塾大学、卒業の確実さで選ぶならば早稲田大学……といった違いがあります。
それぞれのメリットとデメリットを比較した上で、通信教育課程への入学を検討してみてもいいかもしれませんね。
5. 【学費】大学の進学に必要な入学金はいくら?
5.1 国公私立大学 入学金の遷移(1975年~2023年)
文部科学省の資料によると、国立大学/公立大学/私立大学それぞれの入学金は、平成10年(1998年)頃まで右肩上がりに上昇しています。それ以降については、国立大学/公立大学は横這いとなりほぼ増減がありません。一方、私立大学については、やや下降していることがわかります。
5.2 国公私立大学 入学金の推移(表/一部抜粋)
国立大学 入学金の遷移(一部抜粋)
- 昭和50年(1975年)/ 5万円
- 平成10年(1998年)/27万5000 円
- 令和元年(2019年)/28万2000 円
- 令和 5年(2023年)/28万2000 円
公立大学 入学金(平均)の遷移(一部抜粋)
- 昭和50年(1975年)/ 2万5068 円
- 平成10年(1998年)/37万5743 円
- 令和元年(2019年)/39万2391 円
- 令和 5年(2023年)/37万4371 円
私立大学 入学金(平均)の遷移(一部抜粋)
- 昭和50年(1975年)/ 9万5584 円
- 平成10年(1998年)/29万799 円
- 令和元年(2019年)/24万8813 円
- 令和 5年(2023年)/24万806 円
文部科学省の資料によると、大学費用のうち入学金については、平成10年(1998年)と令和5年(2023年)比較すると、国立大学はプラス7000円、公立大学(平均)はマイナス1372円、私立大学(平均)はマイナス4万9993円となっています。
- (※)グラフの年度は入学年度です。国立大学の平成16年度以降の額は国が示す標準額です。公立大学・私立大学の額は平均であり、公立大学入学料は地域外からの入学者の平均です。
参考資料
小西 未来