イタリアは守備をどう考えるのか

なお、現在のイタリアでトータル・ゾーン(敵のボール保持者の位置によって守る側の選手全員がポジショニングを決める)の使い手は、ラツィオを率いるマウリツィオ・サッリとマルコ・ジャンパオロ監督です。

後者が指揮するのが、他ならぬ日本代表主将・吉田麻也が所属するサンプドリア。今季セリエAの終了までに吉田が監督の課す戦術に順応できるか、目が離せません。

幸いにも今回のW杯の開幕は11月。まだ時間はあります。日本がトータル・ゾーンを身につければ、ベスト8進出の可能性は飛躍的に高まるに違いないと言えるはずです。

参考動画

宮崎 隆司