日本は実証実験段階
日本でもMaaSを推進しており、内閣府、総務省、経済産業省、国土交通省が連携して進めているスマートシティの取り組みの一環という位置付けとなっています。
ちなみに、国土交通省によるMaaSの定義は「地域住民や旅行者の移動ニーズに対応し、複数の公共交通や移動サービスを最適に組み合わせて検索、予約、決済などを一括で行うサービス」としています。この実現のため、下記の領域に分けて実証実験を推進しています。
- 日本版MaaS推進・支援事業
- 地域新MaaS創出推進事業
募集要領によるとそれぞれの目的は下記となっています。
- 日本版MaaS:交通手段と観光、商業、医療、教育、子育て、防災・減災等の交通分野以外のサービスを連携させ、地域課題の解決策を目指す。
- 地域新MaaS:無人自動運転車やコネクティッドカーなど先端のモビリティを利用したサービスを地域で試作し、事業性・社会受容性・地域経済への影響・制度面での課題などを調査すること