明けましておめでとうございます!

2022年がスタートしましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

年末年始はふるさとに帰り、家族や友人たちとの旧交を温める方も多いでしょう。

思い出話に花を咲かせたり、お互いの近況報告で良い刺激を受けたり……。長引くコロナ禍でコミュニケーションのカタチが変化しても、やはり大切にしたいひと時ですね。

さて、親しい友人同士でも、収入や貯金といった「お金にまつわる話」はなかなか出しにくいもの。

今回はみんなが気になる「はたらく世帯の平均貯蓄と負債」の状況をながめたあと、上手なお金の育て方(※編集部注)についても考えます。

【※参考記事】つみたてNISAかイデコ始めるなら、正直どっちがいいか?イデコで資産1000万円の達人に聞いてみた

働く世帯の貯蓄と負債はどれくらい?

まずは、全体の貯蓄の状況についてみていきます。総務省統計局の「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2020年(令和2年)平均結果-(二人以上の世帯)」によると、世帯当たりの貯蓄額は以下の通りとなっています。

  • 1世帯当たり貯蓄現在高(平均値)・・・1791万円
  • 勤労者世帯の貯蓄現在高(平均値)…1378万円
  • 貯蓄保有世帯の中央値…1061万円

平均額と中央値には差はあるものの、いずれも1000万円を超えています。

とはいえ、「出ていくお金・入るお金」は年齢によっても差があるでしょう。そこで、次ではこれを、20代から60代に分け、世代ごとの貯蓄状況を確認していきます。