みなさんは「お年玉」という言葉の由来をご存知でしょうか。

そもそも、御歳魂(おとしだま)とは、正月に歳神(年神)を迎えるためにお供えされた丸い鏡餅を指しました。お供えした後に家族に分け与えられていたものです。

御歳魂は年神の生命ともされており、家族に分け与えることで一年を無事に過ごせるように祈るという宗教的な一面も持っています。

長寿時代に生きる私たちも、健康に、そして安心して老後を過ごしていきたいものですね。

「人生の3分の1が老後」そんなケースも今後は一層増えていくわけですが、そこで頼りの綱となるのは、多くの場合、公的年金(※編集部注)でしょう。

今回は、夫婦の年金額について探ります。働き方と受給額の関係についても深掘りしていきます。

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国民年金「受給額の平均」はいくら?

さいしょに、公的年金の平均受給額を見ていきましょう。

厚生労働省年金局「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」を確認します。

国民年金(基礎年金):平均年金月額

全体平均:5万6252円

  • 男性平均:5万9040円
  • 女性平均:5万4112円