2025年7月末に、従来の健康保険証の多くが有効期限を迎えました。

主に国民健康保険や後期高齢者医療制度の加入者の健康保険証です。原則従来の健康保険証は使えなくなるため、マイナ保険証の有効期限が気になる人もいるでしょう。

本記事では、マイナ保険証の有効期限について解説します。

健康保険証やマイナ保険証に関する気になる噂のウソ・本当についても紹介しますので、健康保険証に関する基礎知識として確認しておきましょう。

1. マイナ保険証に有効期限はある?

マイナ保険証には、従来の健康保険証と同じように有効期限があります。

マイナ保険証とは、健康保険証としての登録を行ったマイナンバーカードのことです。最初に、マイナ保険証の有効期限について解説します。

1.1 マイナ保険証が有効期限切れになるケース2つ

マイナ保険証が有効期限切れになるのは次の2つのケースです。

  • マイナンバーカード本体の有効期限が切れる
  • 電子証明書の有効期限が切れる

マイナンバーカード本体の有効期限は原則としてカード発行から10回目の誕生日まで、電子証明書の有効期限は証明書発行日から5回目の誕生日までです。

マイナンバーカード本体と電子証明書では有効期限が異なるので注意が必要です。