文部科学省は、育児に対する不安を抱えている保護者への家庭教育支援を2013年度から本格的にスタート。その支援は年々広がりをみせています。

また、食育基本法が2007年に成立。農林水産省による食育の啓蒙活動も行われるなど、国による包括的な家庭支援が10年あまりにわたって続いています。

経済力による学力差が問題視されて久しいですが、国が率先して家庭教育や生活習慣に関する学校での指導に力を入れている背景には、子どもの生活リズムと学力に密接な関連があるとされているからです。

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学校で朝食を食べようという指導が行われる時代

昭和から平成初期に小学生を過ごした方は、学校の先生から「早寝早起きをしよう」と言われることがあっても「朝食をしっかり食べてくるように」という指導を受けた記憶はあまりないと思います。まして学校から立派な冊子を渡されて、「ご両親に見せてね」と声をかけられることなどありませんでした。

家で朝ご飯を食べて学校に行くことは当たり前のことで、寝坊した子どもが食パンをくわえて慌てて家を飛び出すのは漫画やアニメの話。それでも、朝食を食べるという前提があればこそのシーンです。

しかし、現在では毎年のように「早寝早起き朝ごはん」の大切さを学校で教えています。文部科学省も家庭教育に特化したサイト「子供たちの未来をはぐくむ家庭教育」を設置するなど力を入れています。