一般NISAとつみたてNISAの比較
一般NISAはもともと証券会社などで証券口座を持ち、株式取引を積極的にしていた層に受け入れられた印象が強い。もともと株式取引をしている中で、その一部で非課税枠を使ってうまく投資ができれば、非課税メリットを享受できるからだ。
一般NISAは対象として株式なども非課税枠に入っており、つみたてNISAが主に投資信託に限定されているのとは大きく異なる。
選挙前の立憲民主党の一部の発言は一個人投資家からしてもそもそもの制度の意味合いを理解していない中で発言したのではないかと思うが、資産規模が一定以上の投資家に対しては通常の証券口座で売買してもらうなどの対応というのはありかもしれない。
しかし、一般的な投資家からすれば、仕事をして、所得税や住民税を支払った後の収入から投資して増えた資産にさらに課税をされるというのは、ピンとこない人も多いのではないだろうか。
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マネー編集部NISA班
執筆者
マネー編集部NISA班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験がある編集者が中心となり、金融庁や一般社団法人投資信託協会など官公庁等の公開情報等をもとにわかりやすい記事の情報発信を行っています。
マネー編集部NISA班貯蓄班に所属する編集者は野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵などの資産運用アドバイザー経験者等で構成されており、トップセールスで多数の表彰歴を持つ編集者など、表彰歴多数の編集者も複数在籍。株式や投資信託などを用いた豊富な資産運用、資産形成、老後資金のアドバイスなどの経験と知識を保有し、読者に正確な記事を届けています。
一種外務員資格(証券外務員一種)、CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年6月9日)