一般NISAとつみたてNISAの比較
一般NISAはもともと証券会社などで証券口座を持ち、株式取引を積極的にしていた層に受け入れられた印象が強い。もともと株式取引をしている中で、その一部で非課税枠を使ってうまく投資ができれば、非課税メリットを享受できるからだ。
一般NISAは対象として株式なども非課税枠に入っており、つみたてNISAが主に投資信託に限定されているのとは大きく異なる。
選挙前の立憲民主党の一部の発言は一個人投資家からしてもそもそもの制度の意味合いを理解していない中で発言したのではないかと思うが、資産規模が一定以上の投資家に対しては通常の証券口座で売買してもらうなどの対応というのはありかもしれない。
しかし、一般的な投資家からすれば、仕事をして、所得税や住民税を支払った後の収入から投資して増えた資産にさらに課税をされるというのは、ピンとこない人も多いのではないだろうか。