厚生年金「みんなの実際の受給額は?」
今度は厚生年金の受給額にも目を向けます。厚生労働省年金局「厚生年金保険・国民年金事業年報」(2021年)から、受給額の平均や分布図をみてみましょう。
※ここから先の厚生年金保険(第1号)の年金月額には、老齢基礎年金が含まれます。
男女計の平均額は14万4268円です。ただし、1万円未満から30万円超まで、大きな個人差がみられます。次は男女別にも見ていきます。
男性の平均額は16万4770円、女性の平均額は10万3159円、その差は約6万円です。女性は男性の約6割程度となっています。さきほどの標準報酬額の男女と似た傾向が見られます。
女性の場合、ライフスタイルの変化に合わせて家庭に入ったり、仕事をペースダウンしたりする人の割合が多いことがこの背景にあると考えてよいでしょう。
著者
二種外務員資格(証券外務員二種)記者/編集者/校閲者/
【保有資格】
ニ種外務員資格(証券外務員二種)・相続診断士・認知症介助士・終活ガイド資格1級保有。
【経歴】
二種外務員資格や相続診断士などの資格を保有し、「お金とくらし」にまつわる情報を専門的かつ丁寧に発信する金融メディア編集者・ライター。
早稲田大学第一文学部史学科卒。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務で15年以上の経験を持つ。また、大手人材派遣会社における採用管理業務などの実務経験もある。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』において、金融系メディアの編集者兼執筆者として、コンテンツ制作や編集を担当。
総務省「家計調査」・厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」・J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査」などの一次資料に基づくデータ記事の執筆に強み。
専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事執筆をおこなう。紙媒体での経験に加え、家族の介護を通じて得た知見を生かしながら、「お金とくらし」にまつわる情報を丁寧に発信している。(2026年7月9日更新)