将来の収入を生む「資産」を増やす!「減価償却」の視点を家計にも                                                        

~共働き世代の資産形成術~

Casper1774 Studio/Shutterstock.com

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前回の記事「家計簿アプリの活用は『バランスシート』目線で。将来の収入を生み出す『資産』作りに効果的」では、家計簿アプリを使って家計簿つけができたとしても、大切なのはそれをバランスシートの目線で考えることだとお伝えしました。

今回は、バランスシートの目線を家計に取り入れて考えてみましょう。

「資産」とは?

現金や預金、投資(有価証券)などは収入ではありませんが、「資産」に分類されます。「資産」は将来の必要な時に収入の代わりとなり、例えば、来月の収入とか、退職後の収入とか、万一の時の収入など、将来の収入源に変わります。

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そのほかの資産としては、生活用品、家電製品、スマホ、パソコンなど、いわゆる耐久消費財といわれるものが挙げられます。名前のとおり「消費財」ですから、日々の生活に使い、壊れたら買い替えたり、売却することもありますね。

これらの資産は一定期間で価値が減っていきますが、金銭に変えることができるので、「資産」としてお金に換算して計上することができます。

一方の負債ですが、住宅ローン、奨学金、カードローンなどが分類されます。これは比較的、理解しやすいと思います。

ちなみに、資産は負債と資本の合計です。バランスシートの左側が資産、右側が負債と資本となり、左右の合計が一致するように作られています。

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執筆者
野尻 哲史

合同会社フィンウェル研究所代表。国内外証券会社、大手外資系運用会社を経て、2019年5月に現職。資産の取り崩し、地方都市移住、雇用継続などの退職後の生活に関する提言を行っている。行動経済学会、日本FP学会などの会員などの他、2018年9月から金融審議会市場ワーキング・グループ委員。著書に『IFAとは何者か』(一般社団法人金融財政事情研究会)『老後の資産形成をゼッタイ始める!と思える本』(扶桑社)『定年後のお金』(講談社+α新書)『脱老後難民 「英国流」資産形成アイデアに学ぶ』(日本経済新聞出版社)など多数。