年金は「きちんと納めて、しっかり受給」
今回は公的年金(国民年金・厚生年金)の基本をおさらいしたあと、今のシニア世代の受給額なども眺めてきました。
日本年金機構の「ねんきんネット」や、誕生月になると送られてくる「ねんきん定期便」などで、これまでの年金加入状況や、将来の受給額の目安などを確認してみるとよいかもしれませんね。
「思ったより受給額が少なくなりそう」「このままだと加入期間が足りないかも!?」そんなヒヤリ・ハットはできるだけ早めに見つけて、対策を講じておきましょう。
低年金・無年金を防ぐ工夫や、私的な上乗せ年金を作る制度は、「お金のプロ」のアドバイスの活用などもお勧めです。
また、公的年金が受け取れるのは「老後」だけではないという点もぜひ頭に入れておきましょう。年金保険料をしっかりと納めていなかった場合、障害年金や遺族年金の支給に制限がかかる可能性もあります。
長期化するコロナ禍で、家族の在宅時間が増えたご家庭も多いでしょう。そんないま、将来を見据えたマネープランをじっくりと見直すには絶好のチャンスといえそうです。
お金のプロのアドバイスを活用しながら、老後を見据えた資産形成、そしてゆとりある年金生活を迎えるための工夫について、イメージを膨らませていきませんか?