長寿を見据えた「老後のお金」を考える

「人生100年時代」という言葉を最近よく耳にしますが、生きる時間が長くなった分、老後に必要なお金も多くなっています。

それにともなって、働ける年齢もどんどん長くなってきています。これは、法整備や企業努力によるものでもあります。

とはいえ、今回見ていただいた通り、現実はまだまだ厳しく、老後も働き続けられるかどうかは不透明な部分も多くなるでしょう。また、年を重ねれば健康上の問題などで仕事を続けることができなくなる可能性は、すべての人が持っています。

「まさかのとき」に慌てないよう、老後資金の準備は早めにスタートされることをお勧めします。安心して老後を迎えることができるよう、貯蓄を増やしていきたいものですね。

ご自身の貯蓄ペースに不安を感じていらっしゃる方は、お金の専門家のアドバイスを参考にしてみるとよいかもしれません。

※1万分比とは

総務省統計局「用語の説明」によると「世帯数分布(抽出率調整)の合計を10,000とした世帯数分布」を表しています。したがって、この上記の数値が実数値ではない点は注意が必要です。

この総務省統計局「家計調査 貯蓄・負債編 第8-10表(高齢者のいる世帯)世帯主の就業状態別貯蓄及び負債の1世帯当たり現在高」では、「60歳以上の者がいる世帯」を1万世帯と定義しています。

【ご参考】貯蓄とは

総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]「用語の解説」によると、「ゆうちょ銀行,郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構,銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金,生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式,債券,投資信託,金銭信託等の有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価,債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と,社内預金,勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいう。なお,貯蓄は世帯全体の貯蓄であり,また,個人営業世帯などの貯蓄には家計用のほか事業用も含める」とあります。

参考資料

佐藤 雄基