高等教育を希望する学生や保護者にとっては、進学にかかる費用は大きな関心事項です。
奨学金の制度を利用するか検討をする家庭も数多くあるでしょう。

そこで本記事では、現在募集中の給付型奨学金、そして2024年度にLIMOメルマガ会員に実施した「奨学金」アンケート結果もご紹介します。

まず初めに、国内最大の奨学金サイト「ガクシー」が紹介している奨学金の中から、「社会人」「学校中退」でも応募可能な給付型奨学金」2事業をご紹介していきます。

※今回ご紹介する奨学金の情報は、公開時に締め切りまでが5日以上あるものです。そのため、閲覧時点においては、希望される奨学金の募集がすでに締め切られている場合がございます。また各種情報や条件についても変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

1. 【返済不要・8月締め切りの奨学金】一般財団法人 篠原欣子記念財団「2026年度 しのはら財団 アメリカ留学奨学金(社会人)【予約型】」

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奨学金

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一般財団法人篠原欣子記念財団は、設立当初から行っている社会福祉系国家資格の取得を目指す学生への奨学金、社会的養護施設等への助成やはたらく人々への支援助成に加え、新しいミッションのもと、篠原欣子記念財団では様々な奨学金、助成金の給付や寄付などを通じて、公益のための社会貢献活動も行っています。

支給される奨学金は、奨学金の趣旨に反する行為がない限り、受給した奨学金を返還する必要はありません。

1.1 【返済不要・8月締め切りの奨学金】一般財団法人 篠原欣子記念財団「2026年度 しのはら財団 アメリカ留学奨学金(社会人)【予約型】」

【対象の課程】その他

【応募者の地域条件】地域の制限なし

【奨学金の種類】給付型

【申込み期間】2025年7月1日(火)~8月22日(金)

【支給人数】10人

【支給金額/人】2000万円(年間500万円を上限)

【支給期間】最長4年

【成績制限】なし

【所得制限】あり

【修学支援制度との併用】

【他の給付型との併用】不可

【専攻分野】専攻分野の限定なし

【専攻分野の詳細】専攻分野の限定なし

【資格・条件】

  • 海外での学びを通じて視野を広げ、グローバルな視点で日本の課題に取り組む意欲があること
  • 技術革新に強い関心を持ち、それを通じて日本社会の変革に貢献したいという強い意志があること
  • 創造性・社会性を持ち合わせ、リーダーシップを発揮する意欲があること
  • 年に2回程度開催されるオンラインまたはオフライン交流会などに参加できること、動画などの提出含む広報活動に協力できること(留学開始まで、定期的な報告や交流会に参加いただく可能性があります)

<歓迎条件>

  • AIやテクノロジー分野の専攻を志望すること
  • Well-beingや社会貢献に関心があること

【募集団体】一般財団法人 篠原欣子記念財団

【奨学金概要】 2026年度 しのはら財団 アメリカ留学奨学金(社会人)【予約型】 (※ガクシーのHPに遷移します)

2. 【返済不要・9月締め切りの奨学金】公益財団法人公益推進協会「2026年度 逸男記念・再チャレンジ奨学金 」

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奨学金

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公益財団法人公益推進協会の「逸男記念・再チャレンジ奨学金(以下、奨学金)」は、次世代を担う人材の育成を図るため、向学心があり、一度進んだ道を辞めて、軌道修正して別の道にチャレンジしたいが、それが経済的理由により困難な者に対して、修学上必要な学資金(奨学金)を大学等教育機関在学の一定期間支給することで奨学援護を行い、もって社会に有為な人材を育成することを目的とします。

2.1 【返済不要・9月締め切りの奨学金】公益財団法人公益推進協会「2026年度 逸男記念・再チャレンジ奨学金 」

【対象の課程】大学,専修学校

【応募者の地域条件】地域の制限なし

【奨学金の種類】給付型

【申込み期間】2025年7月1日~2025年9月25日17時 

【支給人数】3人

【支給金額/人】240万円(月額5万円)

【支給期間】教育機関の最短修学年限

【成績制限】

【所得制限】あり

【修学支援制度との併用】

【他の給付型との併用】可能(他の奨学金との併用可)

【専攻分野】医療・福祉・看護学

【専攻分野の詳細】

【資格・条件】過去に大学又は専門学校を卒業(中退)し就職したが、新たに医療・福祉・看護等を学ぶため、向学心に燃えているが、経済上の理由で資金の支弁が困難であり、奨学援護を希望する者。国籍・年齢・性別は問いません。

(1)2026年4月に通信教育を除く日本国内の大学・短大又は専門学校に入学(編入)を希望する者または2025年度の入学(編入)初年度生で2026年度の在学予定者である。※大学院進学は対象外

(2)日本国内の大学・短大又は専門学校を卒業(中退)し、就職した経験がある。

(3)世帯年収が給与所得者の場合は500万円以内(収入金額)、給与所得者以外の場合は300万円以内(所得金額)を目安とする。多少の超過であれば相応の理由を添えることで応募が可能です。

【募集団体】公益財団法人公益推進協会

【奨学金概要】 公益財団法人公益推進協会 奨学金


いかがでしたでしょうか。

「社会人」「学校中退」でも応募可能な給付型奨学金2事業をご紹介させていただきました。

本記事でご紹介した以外の奨学金の情報を知りたい方は、奨学金情報が数多く掲載されている「ガクシー」のサイトをご確認いただくのもおすすめです。

3. 【奨学金に関するアンケート】貸与型奨学金、最も多い受給額は月額2万~4万円で32%

くらしとお金の経済メディア「LIMO」では、LIMOのメールマガジン会員(メルマガ会員)に「奨学金に関するアンケート調査」をおこないました。

アンケート項目の中で、メルマガ会員の方のうち貸与型奨学金(有利子型、無利子型含む)を利用されていた方に、「毎月いくら奨学金を借りていたか」について伺いました。

アンケートでは、最も多いのは、貸与月額「20000~39999円」という結果に3/4

出所:LIMO編集部作成

  • 19999円以下 25.3%(19人)
  • 20000~39999円 32.0%(24人)
  • 40000円~59999円 18.7%(14人)
  • 60000円~79999円 8.0%(6人)
  • 80000円~99999円 8.0%(6人)
  • 120000円以上 8.0%(6人)

※貸与型奨学金利用者数合計 75人(うち、有利子型無利子型併用利用者4名)
※100000円~119999円は該当者なし

最も多いのは、貸与月額「20000~39999円(24名)」で、貸与型奨学金利用者全体の32%を占めました。

なお、今回のアンケートにお答えいただいた方は全体で239名となり、貸与型奨学金を利用されていた方は、全体の31%という結果になりました。

4. 【奨学金】奨学金には「貸与型」の奨学金と「給付型」の2種類の奨学金がある

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ここで奨学金の種類についてご紹介しましょう。

奨学金には、大きく分けて「貸与型」の奨学金と「給付型」の2種類の奨学金があります。

4.1 貸与型の奨学金

学生に対して資金を貸し付ける形の奨学金です。「借金」のイメージが強い奨学金ですが、この「貸与型」の奨学金の印象が大きいことが伺えます。

貸与型奨学金の主な特徴は次の通りです。

1.返済が必要:卒業後、一定期間が経過した後、返済を開始します。返済額や返済期間は、奨学金を提供する機関や、奨学金の契約条件によって異なります。

2.金利:無利息のものや、「国の学生ローン」よりも低い金利が設定されているものもあります。また一部には市場金利に基づく利息が付く場合もあります。

3.利用条件:学業成績や家庭の経済状況などに応じて、受給資格が決まることがあります。申請時には、必要な書類や情報を提供する必要があります。

4.2 給付型の奨学金

優れた学術研究をおこなった学生や、成績優秀な学生に対して、基本的に返済不要となる奨学金です。対象となった場合、大学・専門学校等の授業料や入学金も免除、または減額されます。主な特徴は次の通りです。

1.返済不要:奨学金を受け取った学生に返済の義務はありません。

2.利用条件:上記の通り、学業成績や、特定の活動や分野に対する成績、そのほかにも家庭の経済状況などに基づいて支給されることが一般的です。選考過程があり、申請者が一定の条件を満たす必要があります。

3.支給形式:一度にまとまった金額が支給される場合もあれば、月々支給される場合もあります。支給方法や金額は奨学金のプログラムによって異なります。

また給付型奨学金の中には、学校法人や公益財団法人、福祉法人や企業などが、卒業後に事前に約束した職種に一定期間就くことを条件として、給付型奨学金制度を設けているところもあります。

今回のアンケート結果でご紹介したのは、LIMOメルマガ会員のうち、貸与型奨学金利用をしていた方が「毎月いくら奨学金を借りていたか」ですが、給付型の奨学金であれば、「卒業後、返せるかどうかが不安で奨学金を利用できない」という人でも安心して借りられるのではないでしょうか。

経済的な理由で進学を断念することがないように、奨学金を積極的に検討してみることをおすすめします。

参考資料