繰り上げ返済は手元資金を確保してから行う

住宅ローンを組む時に、ほとんどの人が団体信用生命保険に加入することになります。

この団信は何かというと、債務者(住宅ローンを組んでいる人)に万が一のことがあった場合に、住宅ローンが完済できる保険です。

保障内容は加入時にいくつかのプランの中から選ぶことができますが、保障内容によっては住宅ローンの金利が0.2~0.3%程度上乗せになるものもあります。

繰り上げ返済した後に万が一の事があって所定の状態になった場合、加入するプランによって住宅ローンは完済になる場合もあります。

しかし繰り上げ返済で手元に十分な貯金がない状況で、治療費や生活費が捻出できず、生活に行き詰まってしまうのは避けたいところです。

繰り上げ返済後に何かあっても、経済的に困らない保障や預貯金は確保できていた方が安心ですよね。

焦って繰り上げ返済をするのではなく、返済後の生活をよくよく考えてからにしましょう。