学歴・勤続年数別の退職金

同様に、学歴・勤続年数別にみた退職金についても整理していきましょう。

大学卒（総合職）の勤続年数別退職金

  • 10年：307万9,000円
  • 20年：809万4,000円
  • 30年：1629万8,000円
  • 38年：2255万8,000円

高校卒（総合職）の勤続年数別退職金

  • 10年：191万7,000円
  • 20年：578万7,000円
  • 30年：1222万円
  • 39年：1850万9,000円
  • 42年：2037万7,000円

高校卒（生産・現業）の勤続年数別退職金

  • 10年：212万円
  • 20年：623万8,000円
  • 30年：1,208万6,000円
  • 39年：1,645万4,000円
  • 42年：1,817万2,000円

この数字からは、総合職は大学卒・高校卒ともに、定年まで勤務した場合に2,000万円を超えるケースが多いようです。しかし、勤務年数が30年だった場合、大学卒なら約1,629万円、高校卒なら約1222万円にまでダウンします。

一方で、高校卒（生産・現業）においては、定年まで働き続けた場合も2,000万円を下回っていますね。

転職を経験している場合は、退職金が予想より低くなる可能性も視野に入れながら、マネープランを立てておきたいものです。