③もしものときの保障がない

フリーランスには公的な保障がほとんどなく、仕事を辞めても失業給付金などは出ませんし、病気やケガで休んでも収入は保障されません。保険に加入するなどして、もしものときのために自分で備える必要があります。

それでもフリーランスになりたいなら

フリーランスの厳しい現実をお伝えしましたが、それでも通勤や人間関係の悩みが少ない、自由度が高いなど、フリーランスならではの魅力もあります。どうしてもフリーランスになりたいというのであれば、注意点をしっかり押さえておきましょう。

①収入減の対策を万全に

フリーランスの大きなデメリットは、急に無収入になるリスクがあることです。失業給付金などの保障もないので、しっかり貯金をしておく、各種保険に加入しておくなどの対策をしておきましょう。

以前、記事「失業後、どん底に陥った経験~お金に無頓着だった過去の自分に思うこと」で紹介したように、20代前半の筆者はこうした対策を怠っていたために、事故で働けなくなったときに多額の借金を作りました。

1度そのような状態に陥ると、リカバリーするのが大変です。急に仕事の依頼が途切れたときのために、複数の仕事を並行して進めることも考えておきましょう。

②常にスキルアップを心がける

スキルが低いと単価が低い仕事しか受けられず、生活が厳しくなる可能性があるため、常にスキルアップを視野に入れておくことが重要です。

仕事に関するスキルはもちろん、営業も経理も何もかも自分でやらなくてはならないので(人を雇うという手もありますが)、そうしたスキルや知識も増やしておきましょう。