③家族を当てにしない

筆者に相談してきた方のなかには、「経理は妻に頼みます」など家族の労働力を当てにしている方が多くいました。

しかし、もし夫婦でフリーランスに転身してしまうと、不測の事態が起きたときには2人とも仕事を失ってしまうリスクがあります。可能であれば、どちらか1人は安定収入を得ているほうが安心です。

また、なかには家族の助けを当てにしながら「家族なんだから報酬を支払うつもりはない」という人もいましたが、家族はタダで使える便利な人ではありません。

家族を無償で働かせ、何かあれば感情的に怒り、最終的に大モメして離婚というケースも少なからず見てきました。仕事を丸投げしていた家族がいなくなると、その先の仕事にも支障が出てくることでしょう。

どうしても家族に手伝ってもらうのであれば、きちんと報酬を支払う、仕事中は感情的にならずあくまで従業員として接するなど、お互いが納得できるルールをあらかじめ決めておくと良さそうです。

おわりに

フリーランスの自由さは魅力的ですが、収入が不安定で保障も少ないハイリスクな働き方だというのが現実です。理想だけ見るのではなく、転身後の生活をしっかりシミュレーションして、まずは副業として始めることを検討してはいかがでしょうか。

参考資料

吉田 貴絵