60代の平均貯蓄額・貯蓄2,000万を超える世帯の割合
60代に貯蓄が必要なことは分かりましたが、実際どれくらいのお金を貯めているのでしょうか?
総務省統計局「<貯蓄・負債>貯蓄及び負債の年平均1世帯当たり現在高」表番号5「世帯主の年齢階級別」によると、60~69歳の貯蓄現在高は2,330万円、負債現在高250万円という結果が出ています。平均値でいくと貯蓄2,000万円を超えています。
また表番号19「各種世帯属性,貯蓄現在高,貯蓄・負債現在高の差額階級別世帯分布」によると、2万1,327世帯に対し、貯蓄2000万円以上なのは8,592世帯。60代全体の約4割が貯蓄2,000万円以上であると分かります。しかし、4,000万円以上が3,804世帯と平均値を上げているので、2,000万円以上の貯蓄を達成している世帯が大半とはいえないかもしれません。