デジタルツインで”パラレルワールド”が実現!? NTTやトヨタが目指すものとは

「テジタルツイン(Digital Twin)」というワードをご存じでしょうか。現在、IT分野のキーワードとして注目され、世界的に著名な米IT調査会社ガートナー社の「戦略的テクノロジーのトレンドトップ10」に2018年、2019年と2年連続ランクインしています。

テジタルツインは、世界を席巻し、進化し続けているIoT(Internet of Things)の先端技術として注目を集めました。ご存じのように、IoTは世の中に存在するさまざまなモノがインターネットを介してつながることを実現します。

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IoTとデジタルツインの深い関係

デジタルツインは、このIoTに集積されたデータをもとに、サイバー(仮想)空間でリアル空間を再現する技術です。「デジタルの双子」の意味を込めてデジタルツインと呼ばれています。ここでポイントとなるのは、対象となるモノの情報がリアルタイムでデジタルツイン上のモデルに常に反映されることです。

デジタルツインが再現する世界は、たとえば「製造工程」そのものであったりします。ドイツ企業のシーメンスでは、製品のライフサイクルの初めから終わりまでをデジタルツイン上で再現し、生産性を抜本的に高める「デジタルエンタープライズ」に取り組んでいます。

デジタルツインの活用は製造業だけにはとどまりません。たとえば台湾では「スマートダム」のプロジェクトが注目を集めています。

「スマートダム」とは、ダムをデジタルツインで再現することで、地形やダムの形状、ダムの放出量の推移などを、リアルタイムで確認できる仕組みを開発するプロジェクトです。

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執筆者

編集者・ライター(フリー)
東京都出身。元会社員。成蹊大学経済学部卒業後、バブル期に広告企画制作プロダクションのフロムガレージ(現DGグループの前身)に入社。その後、転職を繰り返しながら、主にBtoB企業のプロモーション企画制作に従事。また編集プロダクションで書籍・ムックの編集・ライティングに携わる。近年では、LCA関連の環境ラベル「CFP(カーボーンフットプリント)」の制度試行事業(経産省)下での広報業務にも従事。
最近は、フリーの編集者・ライターとして主にIT分野を中心に活動中。
主な書籍関連実績
高学歴貧困女子が読み解くピケティ』(責任編集/笠倉出版社)
ロックの教科書』(共著/笠倉出版社)