主に介護をしているのは誰?

では、再び「国民生活基礎調査(2019年)」から、メインで家族の介護を行っている人について、介護を受ける本人との間柄をみていきます。同居・別居それぞれの場合の割合を追っていきます。

「介護する側・受ける側」の間柄は?

介護する人が同居していない場合…45.6%
内訳
・別居の家族等…13.6%
・事業者…12.1%
・その他…0.5%
・不詳…19.6%

介護する人が同居している割合…54.4%
内訳
・配偶者…23.8%
・子…20.7%
・子の配偶者…7.5%
・父母…0.6%
・その他の親族…1.7%

介護をする人との同居の有無で、それぞれ変わってきますね。同居している場合は、「子の配偶者」が3番目に多い結果となっています。なお、同調査では同居していない場合の「別居の家族等」の内訳は公表されていません。

次では、同居の主な介護者の性別・年齢についてみていきましょう。