とある会社に勤務する中堅社員の主人公。ある日のこと、「指示するのを忘れていた。」と、係長に急ぎの仕事を命じられました。しかし、時間は定時間際。口では「分かりました。」と返事をしつつも、思わず「えー…、もう定時なのに」といわんばかりの表情をしてしまいます。
すると、その顔に気づいた係長は「なんだ、その顔は!仕事ができるだけで感謝しろ。」と部下を叱責。「…だったら、お前がやれよ。」と部下が思うと同時に、頭の中で、いつものごとく妄想スイッチが入ります。
定時間際の仕事の追加に「やったぁ!仕事だ嬉しい~」と、両手を挙げて喜ぶ部下。そんな部下の様子に「よし、俺ももっと仕事をやってくぞ~。」と、上司も一緒に完全残業態勢に。嬉々として仕事を片付けていると、気がつけばすでに明け方…。「あれ?いつの間にか朝ですね。」と、ニコニコ顔の部下に、「やった。またすぐに仕事ができるな!嬉しすぎる~。」とノリノリで応える上司…。