「受験」するだけでもお金はかかる
「滑り止め」「1校に絞り切れない」など、理由は様々ですが、複数の大学を受験するというお子さんも多いでしょう。しかし、受験をするだけでもお金はかかります。
大学入試共通テスト
- 教科以上を受験する場合…1万8,800円(成績通知を希望しない場合は1万8,000円)
- 2教科以下を受験する場合…1万2,800円(成績通知を希望しない場合は1万2,000円)
参考
「令和3年(2021年)度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト受験案内 検定料及び成績通知手数料の払込方法(P.26)」独立行政法人大学入試センター
国公立大学個別(2次)試験
- 標準…1万7,000円(1校につき)
参考
『国立大学等の授業料その他の費用に関する省令』文部科学省
私立大学一般入試
- 平均…約3万~3万5,000円(1校につき)
参考
『大学受験から入学までにかかる費用はどれくらい?「私立大学の受験料は3万~3万5千円が相場」』公益財団法人生命保険文化センター
国公立大学の一般入試だけを考えれば、多く受けても「大学共通テスト」、「前期日程」「中期日程」「後期日程」で、1万8,800+1万7,000×3=6万9,800円ということになりますが、私立大学を受験する、併願するということになれば、結構な金額を支払うことになります。加えて遠方の大学ともなれば、交通費と宿泊費がプラスされることになるでしょう。
また、合格はしたものの、本命の大学の結果が出ないと入学するかどうかがわからないという時には、一時金の支払いが発生するケースもあります。お子さんが受験する学校によっては、それなりの金額を準備しておかなくてはいけないということですね。