定時間際の、上司からの仕事の追加依頼。しかも納期は明日の朝。「残業してもいいですか?」とお伺いを立てたところ、仕事の持ち帰りを要求され…。

オフィスでありそうな、そんなシチュエーション。ご自分でも経験されたり、身近で起こって相談されたりした経験がある方もきっと多いはず。

第31話:バレなければOK⁈

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とある会社に勤務する中堅社員の主人公。ある日の定時間際のこと、係長に書類の作成を命じられました。しかも納期は明日の朝。「残業していいですか?」と係長にお伺いを立ててみますが、このところの残業規制を理由に残業は却下。それどころか、「持ち帰ってやればいいだろ。」と言われてしまいます。

しかし、セキュリティの問題もあり、社内規定では自宅への仕事の持ち帰りは禁止されています。主人公がやんわりと「持ち帰りはセキュリティに問題ありませんか?」と反論してみますが「バレなきゃ問題ないだろ。気にしすぎだ!」と係長は逆ギレ。「バレても責任取らないくせに…。」と心の中でつぶやく主人公。頭の中で、いつものごとく妄想スイッチが入ります。

主人公を「気にしすぎだ」と一喝した後、急にキリっと引き締まった表情を見せる係長。「今から俺が、バレないように全力でお前をサポートする!」と宣言したかと思うと、書類を持った主人公を社外へと誘導しはじめます。書類を社外に持ち出そうとしていることがバレないよう、他の社員に合わない通路を選び、監視カメラの死角を縫って歩くふたり。ようやく外に出ると、「ちゃんと家まで護衛するからな。」と、今度は自宅までついてくる気満々…。

「そんな暇あるなら、書類作るのを手伝えよ…。」と思わず、自分の妄想に突っ込んでしまう主人公。(妄想終了)

観念した主人公が、「はい、持ち帰りで対応します。」と言ったその時、向こうから新人女子が急いで駆け寄ってくると、「あの、仕事の持ち帰りは社内規定で禁止されているそうですよ。 」と、係長に一言。

「…だから、バレなきゃ問題ないって。」とうるさそうに言う係長に「えっと、もうバレてますけど…。」と告げる新人女子。すると、にこにこ笑いながら、彼らの前に課長が登場!どうやら新人女子は、係長を注意したのではなく、主人公と係長のやり取りを目撃していた課長からの伝言を伝えに来ただけだったようです…。

このあとどうなったのかはさておき、責任も取らないのに、「バレなきゃいい」と仕事の持ち帰りやサービス残業を強要する上司や同僚に悩んている読者の中には、思わずニヤリとしてしまった方もいるのではないでしょうか。妄想シャイン、次回もどうぞお楽しみに。

【マンガ記事】妄想シャイン

入社3年目でようやくこなれてきたサラリーマンの主人公は、ストレスが溜まるとひたすら妄想しながら乗り切る、妄想社員。オフィスでよくある、ちょっとしたイライラやモヤモヤを、今日も妄想しながら乗り切ります。

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寺須こってぃ