「夫婦2人の収入は、とにかく全額一度同じ銀行口座に入れる。そこから食費や日用品代、子どもの保育費などを支出して、夫婦2人ともお小遣い制を取っている。ただ、お小遣い制と言っても、それほど厳格ではなく、会社で使うものは必要経費としてお小遣いから出さないというルール」だそう。

「たとえば、会社の付き合いの飲み会は将来のための投資としてカウントするからお互いにお小遣いからは出さないようにしているし、会社に着ていくスーツやシャツもお小遣いから出さない。お小遣いはあくまで自分のリフレッシュや息抜きに使うものという分け方をしている」と話します。

Cさん曰く、「お互いにお小遣い制でツラくならないために、そういうルールを作った。夫は営業マンなので身だしなみに気を遣うし飲み会も多い。私の職場の環境では洋服関係や飲み会に関する出費は少ないけれど、夫はそうはいかないから不公平だなと思い、会社関連の出費は生活費から出すと割り切った」とのこと。

お小遣い制を採用する場合は、ストレスを溜めないためにこうした工夫が必要かもしれませんね。

財布の管理は夫に任せる派

最後は結婚して2年目のDさん。子どもはおらず同じ職場で働いている夫にすべてお金の管理は任せており、「お給料日に私が使う額だけ引き出して、あとは夫に渡している。そのとき引き出す金額はこちらの自由。夫は自分の給料と私の給料の残りで日々やりくりしてくれている」と話します。