かなりザックリした管理ですが、「もともとお金の管理とか計画立てて貯金するというのがニガテなタイプ。ウチの家庭は家事でもなんでも『得意なほうがやる』スタイルで、料理と食器洗いは私だけれど掃除と洗濯は夫、ゴミ出しは気付いたほうがやる。あまり細かく決めるのはお互い性に合っていない気がするから」と話します。

Dさんの夫は細かい性格で、毎月きちんと出費と貯金できた金額、そして貯金残高についても報告してくれるのだそう。「たまに、『このペースだと必要なタイミングで必要な金額が貯まらないから、お互いもう少し貯金を頑張ろう』と言われるから、そのときは自分が引き出すお金は控えめにしたりして調整している」とのこと。

お互いに納得して『得意なほうがやる』スタイルを取れるのなら、お金の管理についても安心でしょう。

おわりに

家庭ごとに異なる家計管理の形がありましたが、それぞれストレスが溜まらない工夫をしていたのが印象的でした。夫婦で財布を分けるにしても、分けないにしても、ストレスなく計画的に家計管理ができるようになるといいですね。

大塚 ちえ