フィデリティ退職・投資教育研究所が2018年に実施した『サラリーマン1万人アンケート』によると、企業型確定拠出年金に加入している女性は17.7%、個人型確定拠出年金に加入している女性は9.7%でした。会社員や公務員として働く女性の4人に1人がいずれかの確定拠出年金に加入していることがわかります。
このうち、企業型確定拠出年金への加入状況は2015年以降大きく変わっておらず、むしろ停滞気味です。一方、個人型確定拠出年金の加入割合は2015年の5.8%から大きく伸びています。「確定拠出年金制度を知っている」と回答した女性は46.8%に上り、認知度を高めている状況がうかがえます。それだけ資産運用に対する関心が高まっているともいえるでしょう。
【参考記事】
『女性の関心が大きく変化。確定拠出年金への加入が増えている』
フィデリティ退職・投資教育研究所の『サラリーマン1万人アンケート』
『第131回 確定拠出年金への興味が増す女性』資産運用ナビ(フィデリティ退職・投資教育研究所)
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LIMO編集部