海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。
今回、LIMO編集部がピックアップするのは、モロッコで保護猫活動をしているThe Yass HouseさんのInstagramアカウント@theyasshouseの投稿。
感染症のため両目を摘出した猫がクリニックで約4年保護され、フライトコンパニオンに連れられて新しい家族のもとへ旅立つ姿を動画で紹介してくださっています。
執筆時点で1万3000回再生、約2000件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、猫の飼育費用は月平均どのくらいかについても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 【両目を失った猫】シェルターに馴染めず、クリニックで暮らす
海外のSNSで、両目を失った猫「マギー」の救出劇が話題を呼んでいます。
モロッコの住宅街で出会ったマギーは、やせ細り、毛並みもひどく荒れた状態でした。
目の周りは目やにで汚れ、目を開くこともできません。
この時にはすでに、両目の視力を失っていたとみられます。
レスキューはすぐにマギーを保護し、獣医師の診察を受けさせます。
両目はひどい感染症にかかっており、治療のため摘出手術を受けることになりました。
手術後、体は少しずつ回復していったものの、マギーはシェルターの環境になかなか馴染めませんでした。
100匹以上の保護猫が暮らす賑やかなシェルターは、視力を失ったマギーにとって、落ち着いて過ごせる場所ではなかったのです。
そこで、獣医師がマギーを引き取り、クリニックでケアを受けながら過ごすことになりました。
静かな環境で少しずつ安心して過ごせるようになったマギー。
そして、保護から約4年の月日を経て、ついにマギーの里親が見つかったのです。
マギーの里親はセルビア共和国に住んでいるため、モロッコから国境を越えて向かう必要がありました。
そこで、マギーを新しい家族のもとへ届けるため、ボランティアのフライトコンパニオンが同行することになりました。
飛行機を乗り継ぎ、時には陸路を使いながら、ようやく新しい家族のもとへたどり着いたマギー。
ネット上では、マギーの新たな門出を祝福する声が多く寄せられました。また、レスキューをはじめ、マギーのために力を尽くしてきた人たちへの感謝の声も集まっています。
今でもレスキューのもとには、マギーの家族から、たくさんの愛情を受けて幸せに暮らしているマギーの動画が届くそうです。
――以上、海外のSNSで話題の猫ちゃんでした。
2. 著者からの一言コメント
猫は視力を失っても、嗅覚や聴覚、ヒゲなど、ほかの感覚を頼りに生活することができるそうです。目が見えない猫と暮らす場合には、床に物を置かないようにして、ぶつかったりつまずいたりする危険を減らすことが大切です。また、大きな音に以前よりも強い恐怖を感じる可能性があるため、できるだけ静かな環境を整えてあげることが必要だと感じました。
たくさんの人に支えられ、長い旅の先で家族と出会えたマギー。これからは安心できる場所で、穏やかで幸せな毎日を過ごしてほしいです。
3. 保護猫を迎える前に。猫の飼育費用は月平均どのくらい?
過酷な状況から救われた動物たちの姿は、これから猫を迎えたいと考えるきっかけにもなります。ただし、迎えた後には毎月の飼育費がかかることも忘れてはいけません。
猫1匹あたりの月間支出額は「2021年の9138円」から「2025年には1万1865円」まで増加し、5年間で約29.8%上昇しています。
中でもフード関連の支出は全体の約55%を占め、主食とおやつを合わせた費用も年々値上がりしています。
私はアナリストとして、数字は「合計」より「中身の分解」で見ると発見が多いと考えてきました。ペットフード協会の令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査では、猫1匹あたりの月間支出は1万1865円。2021年の9138円から5年で約29.8%、金額にして2727円増えています。
(中略)
一方で、猫を飼いたい理由の1位は「癒し・安らぎが欲しい」で50.5%。それでも飼えない理由の1位は「集合住宅で禁止」の31.3%、次いで「お金がかかる」の26.1%でした。つまり、立ちはだかる壁は費用だけでなく、住環境も大きいのです。迎えるか迷っているなら、月1万2000円という数字を出発点に、住まいの条件や、長く続けられる家計かどうかまで含めて眺めておくと、後悔のない判断ができるのではないでしょうか。
無理なく長く一緒に暮らすためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。
4. 今読まれている【八木 七音のおすすめ記事】3選
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参考資料
八木 七音

