【住民税非課税世帯】課税されている世帯は30歳代から50歳代で約9割。80歳以上では「55.5%」まで下がる 住民税の判定は前年の所得で決まるため、負担が軽くなるのは後から 2026.09.16 17:01 公開 執筆者筒井 亮鳳 住民税が非課税かどうかは、給付金や保険料の軽減など多くの制度の入口になります。ただし自分の世帯がどちらなのかを正確に把握している方は多くありません。厚生労働省の令和7年国民生活基礎調査によると、住民税が課税されている世帯の割合は30歳代から50歳代で約9割、80歳以上では55.5%でした。非課税になる3つの条件と、年代ごとの課税状況の変化を、順に確認していきます。 この記事のポイント 住民税は、所得に関係なくかかる均等割と、所得に応じて決まる所得割の2つでできています。この両方がかからない状態が非課税です 非課税になる条件は3つに分かれます。このうち2つは全国共通で、残るひとつだけが市区町村ごとに基準が違います 住民税が課税されている世帯の割合は、30歳代から50歳代で約9割です。年齢が上がるにつれて下がり、80歳以上では半分に近づきます 記事の続きを読む 1/5 出所:総務省「個人住民税」をもとにLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、この図の2つの部分を順に確認します。住民税は所得に関係なくかかる均等割と、所得に応じて決まる所得割でできていて、この両方がかからない状態が非課税です。世帯の全員がその状態にあって初めて住民税非課税世帯になります。非課税になる3つの条件まで、順にみていきましょう。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 【住民税非課税】障害者・寡婦・ひとり親は合計所得「135万円」以下なら非課税。東京23区の限度額は45万円 住民税が非課税になるのは所得が低い場合だけだと思われがちです。東京都主税局によると、障害者・未成年者・寡婦またはひとり親に当てはまる方は、前年中の合計所得金額が135万円以下であれば所得割も均等割もかかりません。給与所得者なら年収204万4000円未満です。東京23区の非課税限度額は、扶養親族がいなければ45万円以下、いる場合は35万円×合計人数+31万円以下です。3つの区分を確認します。 【住民税非課税世帯】10月15日は年金支給日、「年金収入だけなら非課税」の分かれ目は単身155万円・扶養1人で211万円 「年金だけの暮らしなら住民税はかからない」。そう思っていても、判定に使われるのは年金額ではなく、収入から控除を引いたあとの合計所得金額です。しかも基準額は市区町村ごとに違い、世帯の誰か一人が課税されていれば非課税世帯にはなりません。神戸市の基準では、65歳以上で年金収入のみの単身世帯は155万円が目安。3つの要件と収入の分かれ目、年代別の課税割合を確認します。 【住民税非課税世帯】2026年度は年収いくらまで?1級地の目安は単身「110万円」、65歳以上の夫婦なら211万円 2026年度の住民税は、2025年1月から12月までの所得をもとに計算されます。東京23区のように1級地の自治体では、扶養する配偶者や親族がいない人は前年の合計所得金額が45万円以下で非課税です。給与所得控除で最低65万円が差し引かれるため、給与収入なら110万円までが目安。配偶者1人を扶養するなら166万円、65歳以上で年金だけなら155万円、夫婦なら211万円になります。 【住民税非課税】同じ東京都でもボーダーラインが違う?練馬区は「45万円」、奥多摩町は38万円で級地区分が分かれる 【住民税非課税世帯】軽くなるお金は5つ。ただし「非課税なら全部軽くなる」わけではない?基準は制度ごとに違う LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #住民税非課税世帯 #住民税非課税 #所得 #優遇措置