2. 移動平均線付近で上値が重い

日経平均の値動きをテクニカル面から振り返ってみましょう。4月上旬から6月下旬にかけて強い上昇トレンドが形成されていました。しかし、その後7月上旬に25日移動平均線を割り込んだあたりから軟調になっています。8月中旬には一時、25日線を回復する動きもありましたが、再び割ってしまいました。

現状は、75日線、25日線で上値を押さえられているような形になっています。9月11日には直近の押し安値も割りました。注目すべきはこのまま心理的節目となる6万円を下回ると、中期的な強い下降トレンドが形成されてしまうことです。ちょうど、4月からの上昇分の半値戻しになります。「半値戻しは全値戻し」にならないためには、直近の戻り高値である8月14日の高値(6万9608円)あたりまでの戻りに期待したいところです。今週まずは心理的節目となる6万5000円あたりまでの回復があるかどうか注目です。

直近3ヶ月の日経平均のローソクチャート2/2

直近3ヶ月のローソクチャート

出所:LIMO編集部作成

参考資料

下原 一晃