3. 選考(面接)時に気をつけること:面接官に伝わる「安心感」の作り方
希望する企業が見つかり、いざ選考(面接)に進む段階で、多くの子育て中ママが抱くのが「子どもの急な体調不良や行事で休む可能性があることを、どう伝えば不採用にならないか」という不安です。
採用担当者の視点から本音をお伝えすると、企業側も「小さな子どもがいれば急な発熱や行事があるのは当然」と理解しています。企業が本当に気にしているのは、「休みが発生することそのもの」ではなく、「予期せぬ欠勤が起きた時に、どのようなコミュニケーションをとれる人物か」という点です。
選考時には、以下の3つのポイントを意識して面接官にアピールしてください。
3.1 1. 自身の状況を「率直かつ具体的」に伝える
面接で「子どもがいますが、絶対に休みません」と無理な回答をする必要はありません。かえって「本当に大丈夫かな?」と不信感を与えてしまいます。 「子どもが小さいため、突発的な発熱等で月に1〜2回ほどお休みやシフト相談をさせていただく可能性があります」と、状況を具体的に開示してくれる応募者に対して、企業は「見通しが立ちやすく、信頼できる」と判断します。
3.2 2. 突発休への「自分なりのバックアップ策」を提示する
ただ「休みます」と伝えるだけでなく、自身で講じられる工夫を添えると評価がぐっと高まります。
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「近隣に住む祖父母に頼める日もあります」
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「病児保育への登録を済ませています」
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「平日休んだ分は、事前にご相談できれば別の日や土曜日振替でカバーしたいと考えています」 このように「自分なりに対策を考えている姿勢」を見せることで、採用側の安心感は格段に上がります。
3.3 3. 連絡・相談の「マナーと誠実さ」をアピールする
面接官が最も避けたいのは、当日の無断欠勤や連絡なしの遅刻です。「万が一お休みをいただく際は、始業の〇分前までに必ずお電話でご連絡し、引き継ぎ事項をお伝えします」といった、仕事に対する責任感や報連相(報告・連絡・相談)の意識を言葉で伝えていきましょう。
企業と求職者は対等なパートナーです。ご自身の現在の状況を隠さずに共有し、お互いに納得した上で入社できれば、入社後に肩身の狭い思いをすることもありません。ご自身のライフスタイルに合った素敵な職場との出会いを応援しています。
参考資料
※本記事内で紹介した調査データは、くふう生活者総合研究所(株式会社くふうカンパニー)調べ「主婦・ママの仕事選びに関する調査」(2026年9月発表、調査対象:女性かつ子どもと同居する回答者 n=1,531)およびサービス「くふうジョブ for mama」を参照・引用しています。
柳 奈央子