児童手当と児童扶養手当は名前が似ているから同じ制度だと思われがちだが、実際は対象者・支給月・年金との併給調整まで別物。違いをこども家庭庁の情報にもとづき解説 申請手続きも別々に必要な理由と、両方もらえる場合の年金との併給調整の注意点も丁寧に整理して詳しく解説 2026.09.14 13:09 公開 執筆者齊藤 慧 「児童手当」と「児童扶養手当」——名前がよく似ているため、同じような子育て世帯向けの手当だと思っている人もいるかもしれません。しかし、この2つは対象者も支給月も、制度としてまったく別物です。児童手当は全世帯が対象で偶数月に支給、児童扶養手当はひとり親世帯などが対象で奇数月に支給されます。申請手続きも別々に必要で、年金を受け取っている場合は児童扶養手当に併給調整が入ります。この記事で解説します。 この記事のポイント 児童手当は全世帯が対象、児童扶養手当はひとり親世帯などが主な対象と、対象者が異なります。 児童手当は偶数月、児童扶養手当は奇数月に支給されます。 要件を満たせば両方受け取れますが、児童扶養手当は公的年金との併給調整があります。 記事の続きを読む 1/2 出所:LIMO編集部作成 Check! 次のページでは、申請の窓口や手続きがどう違うのかを確認しましょう。児童手当は認定請求書の提出が必要な一方、児童扶養手当も別途申請が必要であり、両制度の申請は自動連動しません。それぞれの窓口や必要な手続きの違いを詳しく確認していきましょう。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 住民税非課税世帯の判定に使う「所得」は1種類ではない?均等割と所得割で異なる合計所得金額と総所得金額等の違いを編集部が具体的に詳しく解説 住民税非課税世帯の判定に使う所得には合計所得金額と総所得金額等の2つがあり、均等割と所得割で使い分けられています。繰越損失があると判定がねじれる仕組みを、編集部試算の具体例で解説します。 国民年金の口座振替、申し込んでも開始まで1〜2か月かかる仕組みを編集部が整理。月の途中の切り替えで注意すべき支払いのタイムラグを解説 国民年金への切り替え後、口座振替は申し込みから開始まで1〜2か月かかります。その間に届く納付書を見落とすと未納になる仕組みを、月の途中で切り替わった場合の保険料の扱いとあわせて編集部が整理します。 国民年金や厚生年金の保険料はどう決まる?「標準報酬月額×18.3%」の掛け算だけでは決まらない、令和8年度32等級の仕組みを編集部が丁寧に整理して解説 「厚生年金の保険料はいくらか」を調べようとして、「標準報酬月額×18.3%」という計算式にたどり着いた人もいるかもしれません。この式自体は間違いではありませんが、実際の金額を正確に知るには、もう一つ知っておくべき仕組みがあります。それが「等級」です。厚生年金保険料は、給与を好きな金額でそのまま計算するのではなく、32段階に区切られた「等級」のどれに当てはまるかで決まります。 月15万・20万円もらうには年収いくら必要?厚生年金の計算式から編集部が逆算した「現役時代の必要年収」と、届かない場合の対処法まで詳しく解説 報酬比例部分の乗率5.481/1000を使い、40年加入を前提に必要年収を編集部試算。加入期間の影響や繰下げ受給との関係も整理 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #児童手当 #違い #児童扶養手当 #一人親