【厚生年金】ボーナスから引かれる保険料、上限は「1回150万円」?月15万円もらうのに必要な年収は約434万円 2026.09.14 12:18 公開 執筆者LIMO編集部社会保障解説班 賞与にかかる厚生年金の保険料は、支払われた総支給額から1000円未満を切り捨てた標準賞与額に、18.3%の保険料率をかけて計算し、会社と折半で負担します。ただし、いくらでも積み上がるわけではありません。厚生年金は1カ月150万円、健康保険は年度の累計573万円で頭打ちになり、同じ月に2回支給された場合は合算して判定されます。この上限が負担と将来の年金額の両方に効いてくる点を確かめます。 この記事のポイント 厚生年金の標準賞与額の上限は1カ月150万円。ただし同じ月に分けて支給しても、上限がその回数分だけ増えるわけではない。 健康保険の上限は年度の累計573万円。同じボーナスなのに、厚生年金とは上限の数え方そのものが違っている。 賞与から引かれた保険料は、将来受け取る年金額の計算にも使われる。ただし上限を超えた部分は、保険料がかからない代わりに年金にも反映されない。 記事の続きを読む 1/3 出所:日本年金機構「厚生年金保険の保険料」、日本年金機構「従業員に賞与を支給したときの手続き」をもとにLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、この表の1回150万円という上限が、同じ月に2回もらった場合にどう判定されるのかを確かめます。答えは合算。回数ではなく月を単位に数えるため、分けて支給しても上限が2回分になるわけではありません。150万円を超えた部分が将来の年金額にどう扱われるのかも、あわせてみていきましょう。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 【国家公務員の俸給】大学卒と高校卒の差がいちばん開くのは経験15年から20年の「5万3649円」、35年以上ではいくらまで縮む? 同じ職場で同じ年数働いても、大学卒と高校卒では給与に差が出るのでしょうか。人事院の令和8年国家公務員給与等実態調査には、平均俸給額が経験年数と学歴のマス目で公表されています。1年未満から35年以上まで、12の階層に分かれています。経験1年未満の差は3万1785円ですが、年数とともに一本調子で開くわけではありません。この記事では、経験年数ごとの俸給額を一覧で比べ、差がどこで開いてどこで縮むのかを確認していきます。 【9月1日から順次届く「緑色の封筒」】年金生活者支援給付金は2026年度から3.2%引き上げ、基準額はひと月5620円。それでも平均は「4146円」、どこで差がつく? 9月は、日本年金機構から「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が順次届く月です。年金生活者支援給付金は、年金に上乗せして受け取れる公的な給付で、2026年度の給付基準額は前年度から3.2%引き上げられ、老齢の場合はひと月5620円が基準になっています。ただし、基準額がそのまま振り込まれるわけではありません。この記事では、2026年度の給付額と3種類の支給要件、緑色の封筒が届いたあとの手続きを確認していきます。 【年金生活者支援給付金】受け取っているのは781万9978件、4種類で平均額が違う。老齢4146円・障害5727円・遺族5228円・補足的老齢2177円 年金生活者支援給付金を受け取っているのは781万9978件で、月額の総額は338億5700万円です。よく知られているのは老齢年金生活者支援給付金ですが、実際には4種類あり、平均給付金額もそれぞれ違います。老齢は月4146円で、令和8年度の基準額である月5620円を下回っています。4種類の件数と平均額、そして老齢の給付額がどう計算されるのかまで解説します。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #厚生年金 #賞与 #社会保険料