【9月1日から順次届く「緑色の封筒」】年金生活者支援給付金は2026年度から3.2%引き上げ、基準額はひと月5620円。それでも平均は「4146円」、どこで差がつく? 2026.09.10 12:51 公開 執筆者中島 卓哉 9月は、日本年金機構から「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が順次届く月です。年金生活者支援給付金は、年金に上乗せして受け取れる公的な給付で、2026年度の給付基準額は前年度から3.2%引き上げられ、老齢の場合はひと月5620円が基準になっています。ただし、基準額がそのまま振り込まれるわけではありません。この記事では、2026年度の給付額と3種類の支給要件、緑色の封筒が届いたあとの手続きを確認していきます。 この記事のポイント 2026年度の給付基準額はひと月5620円。ただしこの金額がそのまま振り込まれる人は限られ、実際の平均はこれより低い 老齢の支給要件は「82万6500円以下」の所得だけではない。年齢と世帯の条件があり、自分の所得を見ても判定はできない 請求書は9月1日から順次届く。出さなければ支給は始まらないが、一度出せば翌年からの扱いは変わる 記事の続きを読む 1/5 出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、この平均月額をふまえて、年金に上乗せされる「年金生活者支援給付金」を確認します。2026年度の給付基準額は前年度から3.2%引き上げられ、老齢はひと月5620円が基準です。ただし実際に受け取っている人の平均は4146円。老齢・障害・遺族で異なる支給要件と、9月1日から順次届く請求書の手続きまで具体的にみていきましょう。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 来月10月15日は年金支給日。65歳以降の平均月額は「14万〜16万円台」、老後の目標額1000万円は毎月いくら積み立てる? 2026年度の国民年金(満額・1人分)は月7万608円とされています。一方で、国民年金受給者全体の平均年金月額は5万9310円(令和6年度公表データ)でした。公的年金は手取り額で把握することが大切ですが、ねんきん定期便に記載された金額は額面のため、実際の手取りはこれより少なくなります。ご自身の受給見込み額がいくらになるのか、老後の資金計画に向けて確認しておきたいところです。 住民税非課税世帯、NHK受信料や介護保険料など固定費が軽くなる7つの制度。「自動的に減免」とは限らないのはどれ? 住民税非課税世帯を対象とした支援は、給付金だけではありません。NHK受信料をはじめ介護保険料や国民健康保険料など、毎月あるいは毎年支払う費用の負担が軽くなる制度もあります。ただし、非課税世帯になっただけですべての費用が自動的に減免されるわけではなく、制度によって対象者や所得要件、申請方法が異なります。この記事では、確認しておきたい固定費の負担軽減制度を7つ厳選して解説します。 厚生年金の被保険者4284万9000人、平均年齢44.9歳。最も多いのは「50歳代前半」の602万人、60歳以降も働くと年金はいくら増える? 厚生年金に入って働いている人は、どの年齢層が多いのでしょうか。厚生労働省「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業年報」によると、厚生年金保険(第1号)の被保険者数は4284万9000人で、平均年齢は44.9歳でした。最も多いのは50歳から54歳の602万人で、全体の14.0%を占めます。一方、60歳以降も加入している人は586万2000人。加入者の年齢構成から、働き方の変化を見ていきましょう。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #年金生活者支援給付金 #老齢年金 #給付金 #老齢年金生活者支援給付金