大阪府豊中市で美容師をされている、ビフォーアフター動画が話題の@view_yamajiさんが、来店したお客さんを素敵に変身させる動画がTikTokで注目を集めています。
当投稿は執筆日時点で約6642回再生されるなど話題となっています。
@view_yamajiさんの掲載許可のもと、投稿されたビフォーアフターの様子をお届けします。
また記事中では、最新の「美容師のお金事情」についてもご紹介します。
※投稿の画像は【写真】リンクをご参照ください。
※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。
1. 根元の縮毛矯正で広がりやすかった髪が"パーマ風"ショートへ
今回の投稿に登場しているのは、根元にしっかりと縮毛矯正がかかった状態のまま髪を伸ばしていたという女性。
1か月前にボブを希望して来店した際には、「ボブにしたいって言いに行ったら」根元の矯正が強く残っていることがわかり、「ここまで縮毛が当たってて」「切っちゃうと広がっちゃうから」とその場では大きく切らず、「ちょっとだけにしときますね」と少しずつ整えることになったといいます。「やっぱり暑くて」ショートにしたい気持ちもありつつ、「ほんまいつもボンバーになるんで」と広がりやすい髪質を気にしていた様子も明かしていました。
ビフォーの髪は、根元の縮毛矯正の影響を残したまま伸ばしていた、毛先までまっすぐな長めのロングヘア。「今後はストレートとかはどんな感じで考えて」「痛んでるし」「まっすぐ当たってるから厳しいって言われて」と、ダメージや今後のお手入れについて美容師と相談する様子も見られました。
アフターは、「今日短く切って」というやり取りを経て仕上がった、今の癖を生かした"パーマ風"のショート。「しっかりうねるって感じですね」「うねります」ともともとの癖を隠すのではなく生かし、「まっすぐなショートヘアのスタイルなんで」「今の癖を生かしたパーマっぽいショート」に仕上がりました。鏡を見た女性からは「すごいスッキリした」と笑顔がこぼれ、「ありがとうございます」という言葉も聞かれました。
@view_yamajiさん、ご協力ありがとうございました!
2. くせ毛を生かす"パーマ風"ショートとは
くせ毛や広がりやすい髪質は、まっすぐに伸ばして扱おうとするほど根元とのギャップが目立ちやすくなるといわれています。そこで近年注目されているのが、あえてくせを生かして"パーマをかけたような"質感に見せるショートスタイルです。毛先の動きや丸みを利用してカットの角度を工夫することで、薬剤を使わなくても立体感のあるショートに見せられるとされています。伸ばしかけで根元と毛先の質感に差がある髪でも、長さを短くすることでそのギャップを目立ちにくくできる場合があり、広がりやすい髪質に悩む方の選択肢のひとつになっているようです。
3. 【執筆者・監修者コメント】「無理にまっすぐを目指さない」提案の仕方が参考になる!
元々の癖毛を隠すのではなく、生かす方向を選んだことで唯一無二の仕上がりが生まれていますね。
同じ悩みでも、視点を変えるだけでまったく違う結果にたどり着けるのだと実感させられました。
誰にでも似合う一般的なスタイルよりも、その人だけの髪質を反映した仕上がりの方が結果的に個性として印象に残りやすいのかもしれません。
髪質の悩みをずっと欠点だと思い込んでいる方は、隠す以外の選択肢として、生かす方向のスタイルも一度検討してみるとよいかもしれません。
4. 「変身」を叶えてくれる美容師の「お金事情」
厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の美容師の「平均年収は388万5000円(平均年齢30歳)」です。
ただし、美容師の収入は一律ではなく、実力や人気の高さによって大きく変動します。
一人前になると歩合給になるケースも多く、SNSを活用したセルフプロデュースでファン(指名客)を獲得し、大きく稼ぐトップスタイリストも存在します。
ここで見ておきたいのは、この388万円はあくまで"平均"であり、美容師の多くが歩合制で働いているという点です。歩合制とは収入が売上に連動する仕組みで、固定給と違って人による差が大きく出ます。そのカギを握るのが『指名客』です。指名客は、繰り返し来てくれる顧客基盤――企業でいえばブランドや常連客という"無形の資産"にあたります。近年はSNSが、この資産を全国規模に広げる装置になっており、発信力のある美容師は、技術という『労働』に加えて集客という『資産』を持つことで、平均を大きく上回っていきます。同じ資格・同じ技術でも収入差が開くのは、この資産の有無によるところが大きいのです。
美容師の年収は、技術力だけでなく、SNSでの発信力や指名客という"資産"をどれだけ築けるかによって大きく変わってくるといえそうです。
参考資料
LIMO美容部


