海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。
今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしているANIMAL RESCUE
NIKOLAさんのInstagramアカウント「@animal_rescue_nikola」の投稿。
喉にゴムバンドを巻き付けられた犬が救助され、回復していく様子を動画で紹介してくださっています。
執筆時点で約5500件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、レスキューされた動物たちの回復に欠かせない存在である獣医師や動物看護の年収についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 路上で保護された白い犬「アダ」
海外のSNSで、路上に放置されていた犬「アダ」の救出劇が話題を呼んでいます。
アダは首にゴムバンドがきつく巻かれたまま、何週間もさまよっていたところを保護団体によって救助されました。
傷は気管に達するほど深く、首の穴から呼吸をしなければならないほどでした。
一時は深刻な容態だったアダですが、徐々に回復して今では外を自分で歩けるまでになりました。
今でも傷の治療は続いていますが、表情は見違えるように明るくなっています。
ネット上では、心無い仕打ちをした人に憤る声や、アダへの支援を希望する声が相次ぎました。
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
2. 著者からの一言コメント
実は、捨てる際にゴムバンドや首輪などの拘束具をそのまま付けたまま放置するケースは、海外の動物レスキュー投稿を見ていると珍しくないのです。成長した動物の首に対してバンドや紐がきつくなり、そのまま皮膚や気管に食い込んでいくケースが多いようです。重症化すると、傷の状態によっては一度の手術では終わらず、複数回にわたって手術を重ねる必要が出てくることもあります。
こうした状態の動物を見かけても、自分で無理に外そうとせず、すぐに保護団体や動物病院に連絡してください。応急処置のつもりが、かえって傷を悪化させてしまう可能性もあります。
自分の足で歩けるまでに回復したアダが、これからは幸せな生活を送れるよう心から願っています。
3. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?
厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円(平均年齢38.7歳)、動物看護従事者の平均年収は351万9000円(平均年齢38歳)です。
ハードな業務に対して動物看護師の過半数が給料に不満を抱く実情もありますが、2022年の愛玩動物看護師国家資格化などを背景に、今後の待遇改善や推移が注目されています。
同じ38歳前後という年代でありながら、獣医師と動物看護師の年収には大きな開きがあります。
ここで注目したいのは、同じ年代でありながら両者の差がおよそ1.9倍にのぼる点です。専門性と資格の違いが、そのまま年収差として表れていると読めます。実際、日本動物看護職協会の調査では、給与に『不満』『非常に不満』と答えた方が合わせて54.5%と過半に達しています。ただ、2022年に『愛玩動物看護師』が国家資格化されたことは、担い手の専門性に裏づけを与え、参入のハードルを設ける動きでもあります。こうした資格化は、一般に中期的な待遇の下支え要因になりうると私は考えています。
4. 今読まれている【森川 ちづるのおすすめ記事】3選
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参考資料
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」「獣医師」
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」「動物看護」
- 一般社団法人 日本動物看護職協会「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」
- @animal_rescue_nikola 投稿1本目
- @animal_rescue_nikola 投稿2本目
- @animal_rescue_nikola 投稿3本目
森川 ちづる

