6. 【筆者アドバイス】年金生活者支援給付金を受け取るためにできること
今回は、年金生活を支える「年金生活者支援給付金」について、その仕組みや対象者、手続きの方法などを解説しました。ここでは、実際にご自身やご家族が対象になるかもしれないと感じた方に向けて、私からいくつかアドバイスをお伝えします。
まず大切なのは、日本年金機構から請求書やお知らせが届いていないか、一度確認してみることです。老齢・障害・遺族の3つの基礎年金に応じて支給要件が異なるため、対象かどうか分からない場合は、封書を「よく分からないから」と後回しにせず、まず開封して内容を確認することをおすすめします。
特に老齢年金生活者支援給付金は、ご自身の所得だけでなく世帯全員の住民税が非課税であることも条件です。同居しているご家族の状況によって結果が変わることもあるため、世帯全体で確認しておくと安心です。
これから年金を請求する方は、年金の請求手続きと給付金の請求手続きを同時に行うことを忘れないようにしてください。特に障害年金・遺族年金の対象者は、給付金の請求書が自動では送られてこないため、ご自身で申請する必要がある点に注意が必要です。
参考資料
- 厚生労働省「年金生活者支援給付金制度について」
- 日本年金機構「老齢(補足的老齢)年金生活者支援給付金の概要」
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「年金生活者支援給付金手続きのご案内リーフレット」
- 日本年金機構「老齢基礎年金を新規に請求する方の請求手続きの流れ」
- 厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」
中本 智恵
