夏の訪れとともに、光熱費などが気になり始め、家計の負担を少しでも減らしたいと感じる時期かもしれません。
私はこれまで生命保険会社やIFAとして多くの方の資産形成をサポートしてまいりましたが、安心できる生活設計には「保障と投資のバランス」を整えることが大切だとお伝えしています。
特に老後の家計においては、国が用意している公的な「保障(支援制度)」をしっかりと活用することが、暮らしの土台を守る第一歩となります。
実は、年金を受給している世帯の生活をサポートする「年金生活者支援給付金」という制度があります。
これは一時的な給付金とは異なり、年金に上乗せされる形で2カ月に一度、定期的に受け取れるものですが、詳しく知らない方も少なくありません。
本記事では「年金生活者支援給付金」の対象者や給付額、重要な手続きについてわかりやすく解説します。
次回の年金支給日は8月14日ですが、対象となる方は年金に上乗せして、この給付金をいくら受け取れるのでしょうか。
1. 年金に上乗せでもらえる「年金生活者支援給付金」の概要
「年金生活者支援給付金」とは、公的年金などの収入を合わせても所得が一定基準に満たない世帯を支援するための給付金です。
この給付金は、年金の支給日と同じタイミングで、2カ月に1回、年金に上乗せされて支給されます。
「住民税非課税世帯への給付金」といった一時的な支援策とは違い、支給要件を満たす限り継続的に受給できる恒久的な制度という点が特徴です。
年金生活者支援給付金は、以下の3種類に分けられます。
- 老齢年金生活者支援給付金(補足的老齢年金生活者支援給付金)
- 障害年金生活者支援給付金
- 遺族年金生活者支援給付金
次の章で、それぞれの給付金を受け取れる方の条件を詳しく見ていきましょう。
