【老齢年金生活者支援給付金】対象となる3つの要件とは?《障害年金生活者支援給付金・遺族年金生活者支援給付金》も詳しく解説
2026年度の給付額は前年度比+3.2%増額《早見表で見る》老齢年金生活者支援給付金の給付額目安
Princess_Anmitsu/shutterstock.com
夏の訪れとともに、光熱費などが気になり始め、家計の負担を少しでも減らしたいと感じる時期かもしれません。
私はこれまで生命保険会社やIFAとして多くの方の資産形成をサポートしてまいりましたが、安心できる生活設計には「保障と投資のバランス」を整えることが大切だとお伝えしています。
特に老後の家計においては、国が用意している公的な「保障(支援制度)」をしっかりと活用することが、暮らしの土台を守る第一歩となります。
実は、年金を受給している世帯の生活をサポートする「年金生活者支援給付金」という制度があります。
これは一時的な給付金とは異なり、年金に上乗せされる形で2カ月に一度、定期的に受け取れるものですが、詳しく知らない方も少なくありません。
本記事では「年金生活者支援給付金」の対象者や給付額、重要な手続きについてわかりやすく解説します。
次回の年金支給日は8月14日ですが、対象となる方は年金に上乗せして、この給付金をいくら受け取れるのでしょうか。
本記事は、編集部が厚生労働省や日本年金機構が公表する「令和8年度(2026年度)の年金生活者支援給付金」に関する公式資料を確認の上、執筆・監修しています。
1. 年金に上乗せでもらえる「年金生活者支援給付金」の概要
「年金生活者支援給付金」とは、公的年金などの収入を合わせても所得が一定基準に満たない世帯を支援するための給付金です。
この給付金は、年金の支給日と同じタイミングで、2カ月に1回、年金に上乗せされて支給されます。
「住民税非課税世帯への給付金」といった一時的な支援策とは違い、支給要件を満たす限り継続的に受給できる恒久的な制度という点が特徴です。
年金生活者支援給付金は、以下の3種類に分けられます。
- 老齢年金生活者支援給付金(補足的老齢年金生活者支援給付金)
- 障害年金生活者支援給付金
- 遺族年金生活者支援給付金
次の章で、それぞれの給付金を受け取れる方の条件を詳しく見ていきましょう。
著者
ファイナンシャルアドバイザー/証券外務員一種/2級ファイナンシャル技能士
大学卒業後、第一生命保険株式会社に入社し、働く世代の個人向け保険営業・資産運用提案に4年間従事。“保障と投資のバランス”の必要性を伝えるため、社内でセミナー講師や記事執筆も担当。
現在は個人向け資産運用会社にて、IFAとして個人向け資産運用・保険の見直しのコンサルティング業務を行う。話しやすい雰囲気と寄り沿う相談が強み。プライベートでは、旅行が好き。
保険販売資格、証券外務員一種、2級ファイナンシャル技能士を保有。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/一種外務員資格(証券外務員一種)/元証券会社社員
1985年生まれ。福岡県出身。筑紫女学園短期大学英文科(現・筑紫女学園大学)を卒業後、2005年に日興コーディアル証券株式会社(現・SMBC日興証券株式会社)に入社。一種外務員資格(証券外務員一種)保有。ファイナンシャルアドバイザーとして、主に富裕層の個人顧客や法人に向けて、株式や債券、投資信託、保険商品などライフプランに寄り添った資産運用を提案する業務に従事。
現在は、株式会社モニクルリサーチのメディア編集本部・LIMO編集部に所属。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」では、人事院、内閣府(金融庁、消費者庁、こども家庭庁)、デジタル庁、総務省、法務省、財務省(国税庁)、文部科学省、厚生労働省、農林水産省(林野庁)、経済産業省(中小企業庁)、国土交通省、環境省といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、退職金、資産運用や貯蓄、NISA、iDeCoなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。また、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト「LIMO&ファイナンス」でも執筆を行う。(2026年7月11日更新)