5. まとめ:老後資金計画は「年金制度・働き方・手取り額」の3つの視点が重要

この記事では、日本の公的年金の基本的な構造から、「平均年収450万円・40年間勤務」というモデルケースでの年金受給額の目安までを解説しました。

シミュレーションの結果、「平均年収450万円・40年間勤務」の条件では、基礎年金と厚生年金を合わせて月額約15万3000円(約15.3万円)が受給できる見込みです。

しかし、現在の年金受給者の実態を見ると、月額15万円未満の人が約半数を占める一方で、それ以上の額を受け取っている人も同程度おり、現役時代の働き方によって差が出ていることがわかります。

さらに、年金は額面がそのまま支給されるわけではなく、税金や社会保険料が天引きされるため、実際の手取り額は10%~15%程度少なくなることを理解しておく必要があります。

将来の生活設計を立てる際には、額面の金額だけでなく、年金制度の仕組みや天引き後の手取り額を考慮し、総合的な視点で準備を進めることが大切です。

※当記事は再編集記事です。

参考資料

安達 さやか