5. 炎上はまだ終わらない?予想される「30日前ルール」への批判
今回のDAZN Soccerの新規受付停止と対象者への解約対応によって、DAZNは最低限の打てる手は打った状況ですが、炎上はこれで終わらないかもしれません。なぜなら、新たな火種が燃え広がる可能性が極めて高いためです。
それがDAZN特有のルールである「30日前退会通知期間(以降、30日前ルール)」です。月間プランの場合に発生するルールで、「解約手続きをした日から30日間は料金が発生し続ける」という他のサブスクではあまり採用されていない仕様です。
W杯開幕日に入会した場合を例にすると、以下のようなイメージです。
- 契約日:6月12日(W杯の開幕日)
- 退会手続きした日:7月20日(決勝終了直後)
- 正式な退会日:8月19日(手続きの30日後)
つまり、2ヵ月の契約を想定していたのに、正式な退会日は8月19日となるため、2ヵ月目の月額料金が満額発生するだけでなく、3ヵ月目の日割り料金まで追加で請求されてしまいます。
従来のユーザーからも評判の悪い仕様ですが、W杯閉幕時には認知していなかったユーザーからの不満が爆発することは十分に考えられます。
FIFAワールドカップ2026応援放題!キャンペーンの適用期間が3ヵ月となっているのも、DAZNの印象を悪くしています。仕様を理解しておらず、契約期間が3ヵ月目に突入してしまうユーザーを想定しているように映るからです。
果たしてDAZNは次の火薬庫の爆発を未然に防ぐことができるのでしょうか。DAZN Soccerで後手に回ってしまった分、先回りした誠実な対応が求められます。
参考資料
- 「配信コンテンツ | DAZN Japan」
- DAZNリリース「「DAZN Standard」が期間限定で月額1,980円に!…DAZNが「FIFAワールドカップ2026」応援放題!キャンペーンをスタート」
- DAZNリリース「FIFAワールドカップ「オランダ vs 日本」での事象についてのお詫びと再発防止対策」
- DAZNリリース「「DAZN Soccer」に関するお知らせ」
大蔵 大輔
